もともとパナソニックが最初に搭載した技だが(タッチパッドAF)、その後、ニコン、オリンパスと採用。キヤノンもEOS M5で同等の機能を搭載してきたのだ。もはやミラーレス機の(ニコンは一眼レフでの採用だったが)標準機能といっていいくらいであり、各社の呼称も統一してほしい段階である。
さらに鼻がモニターにあたって誤動作しないよう、タッチ領域も決められるのもよし。
背面モニターはチルト式。上には85度近くまで曲がる。
下方向には180度回転する。言わずもがな、これは自撮り対応だ。
自撮りの話ついでに、人物作例から行こう。どちらもオートモードで撮影し、顔検出やら何やらはカメラ任せにしている。
今回使ったレンズは18-150mmという新型の高倍率ズームレンズ。高倍率ながら、EOS Mのマウントに合わせて細身に設計されており、ボディとのデザインの統一感が素晴らしい。細いので携帯性も高いし、価格も手頃なので超お勧め。便利すぎるほど。
ただ細くしたせいか望遠端がF6.3とやや暗めで、レンズ性能より大きさを優先したかなという感はある。
広角端の周辺部や、望遠時の描写の甘さがあり、手ブレ補正ももうちょっと効いてほしいとは思う(EOS Mの手ブレ補正はボディ内ではなくレンズ側で行うため)。この細さとズーム倍率を考えれば悪くないんだけれどもね。
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