女児向けアニメ「プリパラ」が、4月より新シリーズ「アイドルタイムプリパラ」(テレビ東京ほか)として生まれ変わる。2014年7月の放送開始以来、初となるタイトル変更だ。1月18日のプレス向け発表会では、新キャラクター夢川ゆいの声を担当する伊達朱里紗さんらが登壇し、新キャラクターやグッズの魅力を語った。
舞台は、3rdシーズンの「パラ宿」から「パパラ宿」に(担当者いわく「パラ宿のもう少し先」)。パパラ宿に新しくアイドルテーマーパーク「プリパラ」がオープンするのを機に、主人公の真中らぁらがやってくるも、システムエラーで変身できなくなってしまう――というストーリーだ。ちなみに、らぁらは前シリーズと同じく小学6年生のまま(理由を担当者に尋ねたが、特に明確な回答はなかった)。
新シリーズのキーワードは「ゆめかわ」と「時間」。ゆめかわは、「ゆめかわいい」のことで、新主人公 夢川ゆいの、メルヘンチックで淡いパステルカラーを採用するファッションがゆめかわを体現しているという。夢川ゆいの声を担当する伊達朱里紗さんは、「長く続くシリーズなので、ただバトンを受け取るのではなく、らぁらと二人三脚で頑張っていきたい」と、ゆめかわな衣装に身を包みながら意気込みを語った。その他、運動神経抜群で活発な「虹色にの」(CV:大地葉)、霊感が強く地味で目立たない「幸田みちる」(CV:山田唯菜)といった新キャラクターもお披露目された。
新キャラクターたちは、3月に公開される「劇場版プリパラ み〜んなでかがやけ! キラリン☆スターライブ!」にも登場するという。映画の舞台は「ぷちゅう」(宇宙ではない)。ぷちゅうじん(宇宙人ではない)たちにプリパラの魅力をどう伝えていくのかが見どころだ。
アニメに合わせて玩具も一新。羽付きデザインが特徴の「アイドルタイムマイク」(4800円、税別)と、プリチケがたくさん入る「プリチケみせかわバッグ」(4000円、税別)をそれぞれ4月1日に発売する。
アイドルタイムマイクは、本体にジュエルをセットすると、そのアイドルのボイスとサウンド、光の演出を楽しめる。ひびきやあろまなど、これまでなかったキャラのボイスも新たに追加された。
前モデルの「サイリウムジュエルマイク」と同じく、アーケード筐体と連動して新コーデをゲットできる。アニメに合わせて、アーケードゲームも4月から新弾が稼働する。
プリチケみせかわバッグは、「痛バッグをイメージ」(担当者)している。「側面が透明なので、プリチケ、缶バッジ、シールなどで自分らしさを演出できます」と説明する。 また、2月15日〜4月16日まで、杉並アニメーションミュージアムで「プリパラ展 み〜んなあつまれ♪スギパラ!!」を開催。アニメプリパラの衣装や資料の展示、アニメ上映を行う他、劇場版の情報紹介、フォトスポットやスタンプラリー、ワークショップなどの参加型展示も用意する。入場料は無料。
プリパラは、「プリティーリズム」シリーズから続く女児に人気のコンテンツ。タカラトミーアーツの専務取締役 森岡俊広氏は、「2020年にはアーケードゲームが10周年、翌年にはアニメシリーズが10周年を迎える。10周年を見据えて2020年まで続くコンテンツにしていきたい」と意気込みを語った。
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