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初めての人にもオススメの本格派エントリー、オリンパス「E-M10 Mark III」(2/4 ページ)

» 2017年10月14日 06時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]

 iAUTOで撮影したのだがここまできれいに晴れていたっけというレベル。

青空がかなり強調されてるが、iAUTOで撮っているため。PASMでカラーモードをナチュラルにすればもうちょっと落ち着いた感じになる(14-42mm 14mm 1/500秒 F9 ISO200)

 続いてレンズを45mm F1.8につけかえてポートレート。このレンズ、小さくて軽くて安くて写りもいい。ポケットに突っ込めるサイズなのでポートレート用に持っておくとよし。

コンパクトなE-M10 Mark IIIには細い単焦点レンズも似合う。私物レンズなので妙なフードがついてるけどそれは気にしないで下さい

 人物と判断すると絞りが開き、肌もきれいに写る。

瞳AFのおかげで目にちゃんとフォーカスがくる。露出補正はかけてないが顔にちゃんと露出があって肌色もきれいに。これは魅力的(45mm 1/2500秒 F1.8 ISO200)

 夜景を撮ると、自動的に夜景モードになるが、ライトアップされてると「スポットライト」モードに切り替わって白トビを抑えてくれる。なかなか優秀である。

スポットライトモードになり、白トビを抑えた夜景になった(14-42mm 14mm 1/60 F3.5 ISO1600)

 近距離室内作例も1つ。ISO640でラーメン。

多少ISO感度が上がっても気にならないレベル。ホワイトバランスもいい(14-42mm 29mm 1/60秒 F5 ISO640)

 逆にiAUTOだとやりすぎと感じる人もいるわけで、その場合はPASMの各モードをうまく使うといい。PASM時にはファインダーをのぞいたまま2つの電子ダイヤルで露出の調整ができる。

 この辺の操作系は完全にミドルクラスレベル。

 上面を見ると、ファインダーの左側に電源スイッチ兼内蔵フラッシュのポップアップレバーが、右には撮影モードダイヤルと2つの電子ダイヤルがある。

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