「片道5000円」のキャンペーン価格とともに羽田空港に乗り入れた格安航空会社(LCC)「エアアジアX」。その第1便が12月9日深夜、羽田空港に着陸し、すぐさまクアラルンプールへと折り返していった。
今度は「初就航記念キャンペーン」として、2011年8月1日(月)から10月31日(月)の羽田発クアラルンプール便を片道8000円で販売する(空港税などを含めた運賃総額は1万1000円)。
キャンペーンの対象となるのは、12月11日1時から13日24時59分までの間に同社Webサイトから予約したもの。「前回のキャンペーンでは、マレーシア側の期待が高く、60%がマレーシア人の予約となったが、今回のキャンペーンでは日本人もどんどん予約してほしい」(アズラン・オスマンラニCEO)
また、同CEOは「現在、週3便だが搭乗率は80%以上。数カ月のうちに、1日1便の発着枠を確保したい。さらに、数年以内に羽田を含め3都市に就航したい」とし、「新しい機体、安全性、快適なシートを提供し、ワクワク感を継続していく。ほかのLCCの追い上げがあっても、利用者のクチコミなどを通じて国内でも受け入れられるだろう」と今後の展望を語った。
エアアジアXは、マレーシアのLCC「エアアジア」の長距離路線を担当する。
エアアジアX
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