未来の体重や顔も分かる?――健康サービス「ソフトバンクヘルスケア」を夏以降に提供まずは「Fitbit Flex」から

» 2013年05月07日 14時48分 公開
[田中聡 ,ITmedia]

 ソフトバンクモバイルが、健康サービス「SoftBank HealthCare(ソフトバンクヘルスケア)」を今夏以降に提供する。

Photo 「Fitbit Flex」。リチウムイオン充電式電池を搭載しており、連続使用時間は7日間

 このサービスでは、ソフトバンクのクラウドにユーザーの健康データを蓄積し、各種ヘルスケアデバイス・アプリと連携。蓄積したデータをもとに未来の体重や顔を予測したり、健康アドバイスを24時間365日いつでも電話で受けたりできる。サービスの第1弾として、海外で発売中のリストバンド型のアクセサリー「Fitbit Flex」を、日本ではソフトバンクモバイルが独占販売する。腕に装着するだけで、歩数、消費カロリー、睡眠時間などの活動量がワイヤレスでスマートフォンに自動転送され、クラウド側で同期される。スマートフォン向けには、ソフトバンクのオリジナルアプリを提供する。

Photo SoftBank HealthCareで提供予定のサービスのイメージ

 利用料金は、Fitbit Flexの端末代を含めて月額490円だが、2年間の継続利用が必須となる(途中解約をすると、7500円の解約料が発生する)。今後そのほかのデバイスが提供される場合、デバイスごとに月額料金が発生する。Fitbit Flexのリストバンドは5色展開でLサイズとSサイズを用意し、SoftBank SELECTIONで販売する予定。サービスはソフトバンクショップ、Webサイト、My SoftBankから申し込める。

 対応機種はiOS 6以降のiPhone 4SとiPhone 5(iPadは非対応)、AQUOS PHONE Xx 206SH。Androidについては対応機種は順次追加される予定だが、端末側がBluetooth 4.0に対応している必要がある。ただし「スマホとFitbit FlexのBluetooth接続に手を加える必要があるため」(発表会説明員)、発売中のAndroid端末については、現時点で対応する予定はないとのこと。

photophoto ブラックに加えて4色のバンドを用意(写真=左)。蓄積した活動量などのデータから、数年後の顔を予測してくれる(写真=右)
photophotophoto 体力、抗齢力、美力、継続力、意識力が分かる(写真=左)。目標を提示する機能も(写真=中)。医療専門職のスタッフと電話で相談ができる(写真=右)
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※追記時に連続使用時間を7時間としていましたが、正しくは7日間です。お詫びして訂正いたします(5/7 20:30)。

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