インタビュー
» 2013年05月08日 08時01分 公開

仕事をしたら“けしからん奴”を見つけた:アフィリエイト市場が拡大している――その要因は意外にもあの業界のお客さん (5/7)

[土肥義則,Business Media 誠]

Webサイトをパトロール

土肥:ASPって会社によってどのような違いがあるのでしょうか? というのもクライアントサイドからすれば「どのASPを使っても同じでは」といった印象を受けると思うんですよ。

木村:ASPの中には「ウチは“箱貸し”です。どうぞ自由に使ってください」といったところがありますね。ただ弊社の場合、クライアントからプロモーション費をいただいていて、コンサルティング業務も行うんですよ。例えば、一定の質を保つために、Webサイト登録の基準を厳しくしています。

土肥:どういうことでしょうか?

木村:私たちはクライアントのイメージを崩さないようにしなければいけません。そのために専任のチームを設けて、不適当なサイトがないかどうか、チェックをしています。登録しているサイトはたくさんあるので、中には“よからぬこと”をしている人がいるんですよ。

土肥:よからぬこと? どういったことでしょうか?

木村:下の写真を見ていただけますか? 左上にある赤枠で囲んでいるのが公式のWebサイトで、右にある青枠で囲んでいるのがアフィリエイトサイト。つまり、この人は「A社」というキーワードを購入して、まるでA社の公式サイトのように見せている。

土肥:“なりすまし”のようなものですか?

木村:近いですね。

土肥:でも、これがなぜ問題なのでしょうか? 例えば、右にあるサイトを見た人が、そこから商品を購入すれば、A社にとっては売り上げがアップしますよ。なので“なりすまし”サイトは、A社にとっては代理店のような役割を果たしているのでは。

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