写真で解説する「SIRIUSα IS06」(3/3 ページ)
Android 2.2を搭載したauのスマートフォンとしていち早く登場する「SIRIUSα IS06」。おサイフケータイや赤外線通信など日本独自の機能は備えていないが、使いやすいUIや、スマートフォンとして必要十分な機能を有している。
音楽、動画、ブラウザ、カメラ、文字入力をチェック
マルチメディア機能について、音楽プレーヤーはAndroid標準に近いプレイヤーを採用。動画プレーヤーは「PANTECH動画」となっており、H.264はもちろん海外では需要の多いDivxコーデックもサポートするようだ。静止画ビュワーでは、フォルダ一覧からサムネイルを簡単に確認できる。プレイヤーとビュワーはいずれも軽快に動作していた。
ドキュメントビューアーはPDFやオフィススイートのファイルを閲覧可能。ピンチ操作で拡大縮小できるのはやはり便利だ。また、「スマートノート」という手書き入力が可能なメモソフトがプリインストールされており、文字入力と手書きを併用することもできる。
ブラウザはFlashをフルサポート。筆者が使っていた展示機はGoogleアカウントが未登録なのでFlashのアップデートができず、表示を確認できなかったが、別の展示機ではPC向けのサイトのFLASHビデオがスムースに再生されていた。PC向けサイトの表示も非常に高速だった。
カメラ機能は約500万画素とスマートフォンとしては標準的だが、手ブレ防止や位置情報埋め込みをサポートし、自動設定を含めて11のシーンモードに対応。設定操作も分かりやすい。動画は1280×720ピクセルのHD解像度での撮影も可能だ。
文字入力はAndroidキーボードに加えてiWnnを利用可能。フリック入力もサポートする。縦横画面でそれぞれ使用するキーボードパネルを設定したり、テンキー入力ではフリック、トグル入力のどちらかを無効にできる。
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