より速く、美しく――デュアルコアCPU×SUPER AMOLED Plus搭載の「GALAXY S II SC-02C」:ドコモ スマートフォン
「GALAXY S SC-02B」の売れ行きが好調な中、早くも第2弾モデル「GALAXY S II SC-02C」が登場。海外モデルでもおなじみのGALAXY S IIは、より高精細なSUPER AMOLED PlusやデュアルコアCPUを備えるなど、ハイスペックな1台に仕上がっている。
Samsung電子がグローバル市場向けにも供給しているGALAXYシリーズの最新フラッグシップモデル「GALAXY S II」がドコモからも発売される。「GALAXY S II SC-02C」は、Samsung電子の最先端の技術を盛り込んだハイスペックなスマートフォン。OSはAndroid 2.3を搭載する。
約4.3インチの大型ディスプレイには、高コントラスト、広視野角などディスプレイの美しさで定評のあったSUPER AMOLED(スーパー有機EL)をさらに進化させた「SUPER AMOLED Plus」を採用。サブピクセル数が50%増加したことで、より高精細な表示が可能になった。さらに、傷が付きにくく耐久性の高い「ゴリラガラス」をディスプレイに採用。厚さ約8.9ミリ、重さ約118グラムという薄くてスリムなボディも特長だ。
Samsung電子が自社開発した、1.2GHzの高性能なデュアルコアプロセッサをCPUに採用しており、アプリの起動や実行、動画の再生などをスムーズに行える。カメラは800万画素を搭載し、フルHDサイズ(1920×1080ピクセル)の動画撮影も可能。Micro USB端子からHDMIへ出力できる変換ケーブル(別売)を利用すれば、撮影した写真や動画をHDMI対応テレビなどの大画面に出力して楽しめる。オプション品として、HDMI変換ケーブル、ジャケット型バッテリーパック、卓上ホルダが販売される。
音楽、ゲーム、電子書籍、SNSをシームレスに利用できる「Samsung Hubs」も用意。「Social Hub」では、PCメールの受信やSNSのアップデートなどを通知し、アドレス帳と連携して管理できる。「Game Hub」では、「怪盗ロワイヤル」や「Mobage」などのソーシャルゲームを楽しめる。ドコモの電子書籍ストア「2Dfacto」や、「Book Live」「eBook Japan」「マガストア」を利用できるほか、Samsung独自のブックリーダーアプリ「Readers Hub」から海外の電子書籍コンテンツも楽しめる。
通信速度は下り最大14Mbpsで、Wi-Fi対応機のインターネット接続を可能にするテザリング機能もサポートする。おサイフケータイや赤外線には対応しないが、日本モデル向けのカスタマイズとして、ワンセグを搭載している。
発売は6月下旬を予定しており、6月10日からドコモショップで予約を受け付ける。
機種名 | GALAXY S II SC-02C |
---|---|
OS | Android 2.3 |
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約66×126×8.9ミリ |
重さ | 約120グラム |
連続通話時間 | 3G:約430分、GSM:約480分 |
連続待受時間 | 3G:約690時間、GSM:約500時間 |
アウトカメラ | 有効810万画素CMOS AF対応 |
インカメラ | 有効200万画素CMOS |
外部メモリ | microSDHC(2Gバイト同梱/最大32Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.3インチワイドVGA(480×800ピクセル)SUPER AMOLED Plus、1677万7216色 |
サブディスプレイ | - |
主な機能 | HSDPA(最大14Mbps)/HSUPA、GPS/海外GPS、Wi-Fi(802.11a/b/g/n)、Bluetooth、spモード、ドコモマーケット、WORLD WING(3G+GSM)、ワンセグ ほか |
ボディカラー | Noble Black |
発売日 | 2011年6月下旬発売予定 |
※初出時に、連続待受時間の単位が「分」となっていましたが、正しくは「時間」です。お詫びして訂正いたします。(5/16 20:28) |
関連キーワード
GALAXY S II SC-02C | Galaxy S | GALAXY S II | 有機EL | Samsung | ディスプレイ | アクティブマトリックス有機EL | 画素数 | CPU | デュアルコア | 電子書籍 | 動画 | NTTドコモ | Android | Android 2.3 | トゥ・ディファクト | GPS | HDMI | 高精細 | ワンセグ | SNS | Wi-Fi | アドレス帳 | 怪盗ロワイヤル | 卓上ホルダ | eBookJapan | 電子書籍ストア | Game Hub | ゴリラガラス | HSDPA | HSUPA | MAGASTORE | Micro USB | mobage | ソーシャルゲーム | spモード | テザリング
関連記事
Android 2.3、テザリング、Xiルーター、Windows 7ケータイ――ドコモ、2011年夏モデル24機種を発表
ドコモの夏商戦向けモデルが発表された。スマートフォン9機種、iモード端末12機種、データ端末3機種をそろえ、春モデルを含めると、ラインアップの半分をスマートフォンが占める。iモードとWindows 7の環境に両対応したモデルも投入する。現行機種と何が違う?:写真で見るSamsungグローバルモデル
Samsung電子が開催した説明会で、最新のグローバルモデルが披露された。フラグシップモデルの「GALAXY S II」や2種類の「GALAXY Tab 10.1」などを中心に紹介しよう。GALAXY S IIの日本登場は?:技術、製品、マーケティングが成功の要因――「GALAXY」で飛躍するSamsung電子
1秒に8台弱の端末が世界で売れている――。2010年のSamsung電子は「GALAXY S」で大きく飛躍し、2億8000万台の携帯電話を販売した。「GALAXY S II」や「GALAXY Tab 10.1」でさらなるシェア獲得を目指す同社が、世界と日本市場での戦略を明かした。Galaxy S II、全世界で予約300万台を突破
GALAXY S IIの予約数が300万台を突破。デュアルコアCPUや厚さ8.49ミリの薄型デザインで注目されている。Samsung、デュアルコアCPU搭載のAndroid端末「GALAXY S II」発表
GALAXY S IIはデュアルコアCPUや「スーパー有機EL Plus」ディスプレイを採用し、厚さ8.49ミリと薄型だ。Mobile World Congress 2011:スクリーン、スピード、コンテンツを強化――Samsung電子が「GALAXY S II」「GALAXY Tab 10.1」を発表
Samsung電子が、スペインのバルセロナで新製品発表会を開催。デュアルコアプロセッサを搭載した「GALAXY S II」と「GALAXY Tab 10.1」の2モデルを発表した。Mobile World Congress 2011:5インチ液晶搭載のWi-Fi端末も――SamsungブースにはGALAXYシリーズが集結
Samsung電子ブースでは、発表されたばかりの「GALAXY S II」「GALAXY Tab 10.1」など、Android OS搭載スマートフォンを中心とした展示が行われていた。「GALAXY S」に新色セラミックホワイト 3月2日発売
人気のAndroid 2.2搭載スマートフォン「GALAXY S」に新色セラミックホワイトが追加される。3月2日発売予定で、2月25日から予約を受け付ける。Android 2.2、スーパー有機EL搭載――ドコモ、「GALAXY S」を発表
世界で販売されているSamsung電子のAndroidスマートフォン「GALAXY S」がドコモから発表された。Android 2.2、4.0インチのスーパー有機EL、spモードなど、最先端の機能とサービスが盛り込まれている。写真で解説する「GALAXY S」(外観編)
ドコモの「GALAXY S」は、スタイリッシュでスリムなデザインを目指したスマートフォン。グローバル端末との違いも含め、外観の特徴をチェックした。FlashやSwypeをチェック:写真で解説する「GALAXY S」(ソフトウェア編)
Android 2.2を搭載したSamsung電子の「GALAXY S」は、PCと同様にFlashコンテンツを閲覧できるのが大きなトピックだ。ソフト編では、このFlashの挙動やホーム画面、新しい文字入力ソフト「Swype」を中心にリポートしよう。7インチ液晶に大容量バッテリーを装備――Androidタブレット「GALAXY Tab」日本上陸
9月にSamsung電子が海外版を発表したタブレット型のAndroid端末「GALAXY Tab」が日本にも上陸する。ドコモが11月下旬に発売する同モデルは、7インチの大画面でブラウジングや文字入力を快適に行える。開発陣に聞く「GALAXY S」:ローカライズを徹底して満足度を上げる――「GALAXY S」が世界で売れた理由
日本ではドコモが発売するSamsung電子製のAndroidスマートフォン「GALAXY S」は、2010年5月に海外で発売されて以来、世界中で話題を集めている。GALAXY Sが支持された理由とは。そして“ライバル”iPhoneへの勝算は――。GALAXY Sの先にあるもの:「今後は日本向けの機能も採用していく」――Samsung電子の端末戦略
10月28日にハイスペックなAndroid端末「GALAXY S」を日本で発売し、11月下旬以降には「GALAXY Tab」も投入するなど、Samsung電子は日本市場にも積極的に進出している。同社は今後どのような端末を開発していくのだろうか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.