ニュース
ドコモとKDDI、海上保安庁との「災害時相互協力協定」を締結
NTTドコモとKDDIは、大規模災害時の迅速な復旧活動を目的とした「災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」を海上保安庁と締結した。
NTTドコモとKDDIは、3月6日に海上保安庁と「災害時における通信の確保のための相互協力に関する協定」を締結した。
本協定は自然災害や、今後発生が予想されている首都直下地震や南海トラフ地震などの大規模災害時に、迅速な通信復旧や被災者への支援を目的としたもの。海上保安庁は両社に対して物資および人員の輸送などの協力を行い、NTTドコモとKDDIは衛星携帯電話や携帯電話などを迅速に提供するほか、定期的な訓練も実施する。
関連記事
ドコモ、仮想化技術で混雑と災害に強いネットワークへ 2016年3月商用化
ドコモがEricsson、富士通、NECとともにネットワークの仮想化に着手した。2016年3月の商用化を目指す。衛星からミリ波までフル活用したドコモ関西の災害対策――南海トラフ巨大地震を想定した対策も解説
ドコモ関西が災害発生時の設備復旧を想定した総合訓練を実施。南海トラフ巨大地震に備えたネットワークとバックアップ体制、そして光並の高速通信が可能なミリ波帯マイクロエントランスなどを公開した。ソフトバンクモバイル、陸上自衛隊中部方面隊と災害協定を締結
南海トラフ地震に備え、連絡体制を確立するとともに、協同訓練を年1回以上実施する。KDDI、陸上自衛隊東部方面隊と「災害協定」を締結――協同訓練も実施
KDDIと陸上自衛隊東部方面隊が、災害時の相互協力に向けた「災害協定」を締結した。大規模災害時における通信手段の迅速な復旧のため、情報共有や協同訓練を実施していく。KDDI、陸上自衛隊中部方面隊と災害協定を締結――南海トラフ地震に備えて連携強化
KDDIと陸上自衛隊中部方面隊は、災害時の相互協力を目的とした協定を締結した。九州を除く西日本全域を管轄する方面隊との連携により、南海トラフ地震への対策を強化する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.