調査リポート
格安SIMユーザーの6割以上が大手キャリアからの切り替え――MMDのスマートフォン定点調査
MMD研究所は「2015年10月~2016年3月スマートフォン購入に関する定点調査」の結果を発表。購入時に重視したのは「操作性のよさ」「バッテリーの持ち」「画面の大きさ」などで、端末の利用期間は「2年~2年半」が最多に。また格安SIMユーザーの6割以上が大手キャリアからの切り替えという結果が出た。
MMD研究所は、4月28日に「2015年10月~2016年3月スマートフォン購入に関する定点調査」の結果を発表した。調査対象は2015年10月~2016年3月にスマートフォンを購入した15歳以上の男女693人で、調査期間は4月22日~4月24日。
これによると、スマートフォン購入時に重視した項目の上位は「操作性のよさ」「バッテリーの持ち」「画面の大きさ」で、購入前に使っていた端末の利用期間は「2年以上~2年半未満」が25.4%で最多となり、3年以上というユーザーも21.2%となった。
端末購入前と購入後の通信事業者の切り替えの有無について聞いたところ、現在大手4キャリアを利用しているユーザー562人は「同じ大手通信キャリアを使っている」が69.6%、「大手通信キャリアから別の大手通信キャリアに変更した」が29.5%。現在MVNOサービスを契約しているユーザー104人のうち「キャリアからMVNOに変更した」が64.4%、「同じMVNOを使っている」が32.7%と続く。
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現在利用している端末で最も多いのは「iPhoneシリーズ」の56.1%で、次いで「Xperiaシリーズ」の14.1%、「AQUOSシリーズ」の9.1%となる。また、同じシリーズの端末を購入している比率は約7割となった。
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