SanDisk、USBインタフェースを搭載するSDメモリーカードや新型携帯オーディオプレーヤーを発表:2005 International CES(2/2 ページ)

» 2005年01月08日 10時32分 公開
[荒井隈夫,ITmedia]
前のページへ 1|2       

USBメモリの新製品と新ソフトウェアの搭載

 PC向けのソリューションとしては、同社のUSBキーメモリーのブランドである「Cruzer」シリーズのラインナップの更新が発表された。従来より、「Cruzer mini」「Cruzer micro」「Cruzer Titanium」の3シリーズがラインアップされていたが、それぞれ容量が拡大され、最大では4Gバイトと大容量になった。

 Cruzer miniは、普及向けのタイプといえるシリーズで4Gバイト版が399.99ドル、2Gバイト版が199.99ドル程度になるという。Cruzer microは、Cruzer miniをさらに小型にしたシリーズで、1Gバイト版が99.99ドル程度(2Gバイト版の価格発表はなし)。

 Cruzer Titaniumは、チタンコートによって衝撃に強く、付属ソフトを利用することで強力なデータ保護を実現するビジネス向けモデル。容量は1Gバイトで169.99ドル程度だ。いずれもインタフェースはUSB2.0に対応している。

 また、USBキーのソリューションとしては「Media Alert Personal HealthKey」という、同社のUSBキーを利用した医療向けソリューションが紹介された。これを利用すると、USBキーに個人の医療データを記録しておき、緊急時に医療機関がそのデータにスムーズにアクセスして治療等に役立てることが可能になるとのこと。

 このほか、USBキー内のデータの著作権を保護するソリューションとして、先日買収を発表したフラッシュメモリのコンテンツ配信技術を持つイスラエルのMDRMの技術を同社のUSBキーに採用するようだ。「SanDisk Secure Content Solutions」と呼ばれるこの技術を利用することで、550万人いるK-12世代(小学校から高校まで)の教科書をUSBキーに格納する電子教科書「BookLocker」のソリューションを展開する。

画像 USBキーの「Cruzer」シリーズが刷新され、最大で4Gバイトの大容量モデルが投入される。1Gバイトで100ドルを切る価格設定であり、日本でも同価格帯での投入を期待したいところだ
画像 USBキーを利用した新たなソリューション「Media Alert Personal HealthKey」。これにより、緊急事の治療などで患者の詳細な医療データにアクセスすることで迅速に適切な処置が可能になるという
画像 買収したイスラエルのMDRMのコンテンツ配信技術を使った「BookLocker」ソリューションで、全米550万のK-12世代のカバンの中身を軽くすることが可能になるという

Plus SD TechnologyによりUSB2.0インタフェースを持つSDメモリーカードを投入

 上記以外にもゲーム端末向けのメディアソリューションなどのラインアップの発表がされたが、もっともユニークな新製品が「Plus SD Technology」と呼ばれる技術を搭載した新型のSDメモリーカードだ。

 この製品は1GバイトのSDメモリーカードだが、ユニークなのはカード本体にUSBインタフェースを搭載しているところだ。USBインタフェースは本体に格納されており、通常時はSDメモリーカードとしての利用し、PCと接続する場合は、本体に折りたたまれているUSBインタフェース(コネクタ基板のみ)を利用する。リーダー/ライターを必要とせず、PCと接続できるのが最大のメリットだ。

 製品化は2005年第一四半期としており、詳細などは2月に開催されるPhoto Marketing Association(PMA)で判明することになっている。このほかにも、新型の携帯音楽プレーヤー「Sansa」シリーズの発表なども行われ、2005年の同社の積極的な市場展開が予想できるカンファレンスとなった。

画像 Plus SD TechnologyによりUSB2.0インタフェースを内蔵するSDメモリーカード。下部の黒い部分がUSBコネクタ(端子のみ)で、通常時は本体内に格納されている
画像 コネクタを格納しているカバーを折りかえすと端子が露出する構造になっている。これをPCに接続することでUSB2.0によるデータ転送が可能だ
画像 本体を裏側から見ると、SDメモリーカードの端子の反対側にUSB端子が用意されていることが分かる
前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月11日 更新
  1. ダイソーで1100円のノイキャンイヤフォン「TWS009」を試す 騒音カットの効果は実感も電池持ちに課題か (2026年10月09日)
  2. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  3. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  4. 10月1日から楽天モバイルの「au 4G LTEエリアローミング」が縮小も意外と残っている件 (2026年10月10日)
  5. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  6. 「iPhone 18 Pro Max」を試して分かった進化と課題 想像以上に“使えた”可変絞り搭載カメラ (2026年10月09日)
  7. ドコモが「Google Pixel 10a(256GB)」を11万6930円に値上げ 2年7万円台に (2026年10月09日)
  8. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  9. 楽天グループ、1億件超の会員情報流出説を否定 「情報漏えいが発生したという事実は確認されておりません」 (2026年10月09日)
  10. 「iPhone Duo」は閉じても開いても迷わず使える Appleが提示するUIの設計思想 (2026年10月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー