写真で解説する「AQUOS PHONE IS13SH」(2/2 ページ)
シャープ独自のメモリ液晶で常時時刻や電話・メールの着信が確認できるのが特徴の「AQUOS PHONE IS13SH」は、KDDIの日本向け機能満載スマートフォン「IS03」の後継機となるモデルだ。
文字フォントの変更をサポート、Androidマーケットから追加ダウンロードも
大きくより美しくなったディスプレイ表示に合わせ、フォントの変更機能も拡充されている。プリインストールされているフォントは6種類あり、モリサワ 新ゴ R、モリサワ 丸フォーク M、モリサワ はせトッポ Rといった、これまでなかった個性的なフォントと、LC明朝、SHクリスタルタッチ、Droid Sansといったおなじみのフォントから好みに合わせて選べる。さらにAndroidマーケットからの追加ダウンロードもサポートしており、今後選択可能なラインアップを増やしていくという。
フォントを変更するとメニュー表示からメール画面まで、全体のフォントが変更されるため、同じ端末でもイメージが大きく変わる。
日本語入力はiWnn IME-SH edition
日本語入力システムはiWnn IME-SH editionを搭載。Android版のiWnnをカスタマイズしたもので、キーボードの切り替え方法などがより分かりやすくなっている。フリック入力に対応したテンキー、QWERTYキーなどを長押しで切り替えられ、手書き文字認識機能も長押し1回で呼び出せる。長押しで呼び出せる機能が、画面上に分かりやすく表示されているのもポイントで、押してみるまで分からない、といったことがない。
カメラは804万画素CMOS
シャープ製の端末と言えば、一時期CCDカメラを搭載するのが特徴の1つで、IS03も957万画素のCCDカメラを採用していたが、IS13SHは804万画素CMOSカメラを搭載する。カメラのユーザーインタフェースは2011年冬モデルに共通のタッチ操作中心のもので、TapFlow UIは搭載されていない。
IS13SHはシャッターキーを用意していないため、シャッターは画面上のシャッターボタンを押して切ることになる。またファインダー内の被写体にタッチすれば、その場所にピントを合わせてシャッターを切るワンタッチシャッター機能も備える。
設定は画面の左側に主要なメニューが用意されていて、ここを押して変更する。よく使うシーン設定や撮影サイズ、フォーカス設定、セルフタイマーはワンタッチで呼び出して変更可能。ISO感度の変更や手ブレ補正のオン/オフ、ホワイトバランスの調整、個人/ペット認識機能のオン/オフ、ブログ投稿機能などは一度各種設定を開いてから変更する。このあたりはよく使う機能を画面左に表示できるよう調整する機能があるとより便利に使えそうだが、カスタマイズ機能はない。
バーコードリーダー(QRコードリーダー)や名刺リーダー、テキストリーダー、お店情報リーダー、ラクラク瞬漢/瞬英ルーペといったシャープ製ケータイでおなじみの、カメラを使った便利な機能も搭載。1280×720ピクセル(720p)のHD動画の撮影にも対応している。
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