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EZwebメールに対応、アプリも徐々に充実してきた:「Windows Phone IS12T」ロードテスト(2/2 ページ)
ようやくEZwebメールにも対応し、対応アプリも充実してきた「Windows Phone IS12T」。発売から3か月を経て、進化したポイントを紹介しよう。
対応アプリも充実してきた
EZwebメールへの対応のほか、Windows Phone向けの日本語アプリの数もこの3か月あまりで急増している。米Microsoftの発表によると、Windows Phone向けのアプリは8月23日時点で3万本を突破。以降公式発表ではこの数字がアップデートされていないが、体感値ではこの3か月で相当数のアプリがリリースされたのではないかと思われる。特に日本語アプリの充実ぶりはめざましく、発売当初は正直なところ、どこに日本語アプリがあるのか探すのが困難なくらいだったが、今ではMarketplaceのカテゴリーごとのトップセラーにも頻繁に、日本語アプリがランクインするようになった。
Windows PhoneのアプリはMarketplaceから入手することができる。アクセスするとまず、「au apps」「アプリ」「ゲーム」の3つの大カテゴリーが表示され、「au apps」から「Eメール」を含め、auの提供アプリ、おすすめアプリがダウンロードできる
「アプリ」はさらに17のカテゴリー(au appsは除く)に分けられている。カテゴリーで「すべて」を選ぶと閲覧できる「おすすめ」のリストには、日本語アプリが数多く紹介されているので、筆者はまずここから、おもしろそうなアプリがないか探すことにしている。それぞれのカテゴリーでは、「トップセラー」「無料」「新着」のリスト表示可能。このほか、もちろんキーワード検索にも対応している
アプリをたくさんインストールし一定の数を超えると、アプリ一覧の画面が自動的に50音順、アルファベット順に並ぶようになる。連絡先リストと同様に「ア」をタップするとインデックスが表示され、頭文字から素早く目当てのアプリにアクセスできるようになっている。こうしたアプローチはiPhoneやAndroidにはない、Windows Phoneならではのものだ
Windows PhoneはSNSやOfficeが標準機能として利用できるため、特にアプリをインストールしなくても十分に使えるスマホなのだが、できることが増えるアプリの充実はやはりうれしいもの。MarketplaceにはPCからもアクセスできるので、どんなアプリがあるのか興味のある人はチェックしてみてほしい。
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