「ウェザーニュースタッチ」がリニューアル 検索とシェアで“みんなで作る天気予報”を実現:App Town 天気
スマートフォンで詳細な気象情報が得られるアプリ「ウェザーニュースタッチ」が大幅リニューアル。ウェザーリポートが無料会員でも送信可能になったほか、ソーシャル連携機能などを取り入れ、天気を通じて人と人がつながりる機能を盛り込んだ。
ウェザーニューズが7月30日、スマートフォン向けの気象情報アプリ「ウェザーニュースタッチ」をリニューアルし、新たな機能を用意した新バージョンの配信を開始した。アプリはApp StoreやGoogle Playから無料でダウンロードできる。
ウェザーニュースタッチは、天気や気温の予報だけでなく、ライブカメラや雨雲レーダー、落雷情報、地震情報など、詳細なデータと役立つ情報を提供している、気象情報会社ウェザーニューズのさまざまなサービスが利用できるiOS向けおよびAndroid向けの気象情報アプリ。アラートサービスや、会員が自分のいる場所の天気や気温を報告する参加型の「ウェザーリポート」、その情報を元にした詳細な天気予報など、独自のサービスも魅力だ。
そのウェザーニュースタッチがリニューアルし、ソーシャル要素やゲーム要素を盛り込んで双方向性を持った「みんなが空でつながる気象情報」をコンセプトとしたアプリに生まれ変わった。リニューアルにともない、空や季節を楽しむために始めたウェザーリポートは、有料会員だけでなく、無料会員も送信可能にした。地震や台風、ゲリラ雷雨などの際はもちろん、穏やかな天気の日も、スマートフォンから写真やコメントが投稿できる。
投稿された空の写真は、ウェザーリポートのサーチ機能「ソラサーチ」で、位置情報を利用して検索できる。現在地からの距離を設定し、見たい方角の空にスマートフォンをかざすと、その方角で報告された空の写真が閲覧できる。距離は現在地周辺/30キロ先/100キロ先/500キロ先/1000キロ先/3000キロ先/グローバルから選択でき、気になる雲の下で雨が降っていないかチェックしたり、今いる場所の近くの空の様子を確認したりできる。
また、新たに「ソラミッション」という、天気や季節に関するお題に答えたり、ウェザーリポートを送って参加したりできる、気象に関する知識を深められるコンテンツも用意した。参加に応じてポイントがもらえたり、獲得できるバッジを集めたりできる機能も提供。ウェザーニュースタッチを利用する他のユーザーと成果を競ったりすることも可能だ。
ソラサーチで表示した空の写真は、Facebookやtwitterでシェアすることも可能。報告された空の写真を他の人に伝えることができる。シェアされた空の写真にSNSでさらにコメントが付くことで、多くの人とコミュニケーションができるという。地震や台風などの気象災害時には、被害や雨風の様子をシェアし、注意を喚起するといった使い方もできる。
もちろん、これまでどおり天気予報Ch.、ウェザーリポートCh.、雨雲レーダーCh.、台風Ch.、地震Ch.、津波Ch.、警報・注意報Ch.、雷Ch.、SOLiVE24Ch.、ライブカメラCh.、衛星Ch.、天気図Ch.、10分天気予報Ch.、ゲリラ雷雨Ch.、紅葉Ch.、スキー&スノボCh.、さくらCh.、花粉Ch.、花火天気Ch.の19チャンネル(一部、有料会員向けメニューあり)もウェザーニュースタッチで利用可能。有料会員向けには、GPSを利用して自分の現在地の近くで起きた、雨雲、落雷、台風、地震、津波、竜巻、警報・注意報、季節情報に関するさまざまな事象を通知する「スマートアラーム」にも対応する。
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