「当選した」自虐投稿も……さくら136万件漏えい可能性、対象者へ通知メール続々(1/2 ページ)

 さくらインターネットが8月19日に公表した、最大136万563アカウントの会員情報漏えいの可能性を巡り、対象の利用者への個別通知メールが8月31日ごろから届き始めた。Xでも受信報告が相次いでいる。編集部が確認したメールには、個人情報の保護に関する法律に基づく本人通知として送付したと記載している。

実際に届いた通知メール。宛名と会員IDを明記した上で本人通知として送付している

 メールによると、第三者による閲覧または取得の可能性があるのは、「販売管理システム」に保存していた会員IDや会社名、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日、契約サービス、請求金額など。全ての対象者について全項目を保有しているわけではなく、全てが閲覧・取得されたわけでもないと説明している。クレジットカード情報は同システムに保存しておらず対象外。9月1日時点で、情報の不正利用などの二次被害やデータの外部持ち出しは確認していないという。

メールに記載された事案の概要。両事案の関連性を示す明確な根拠は確認されなかったとしている
影響を受けた可能性のある情報の一覧。一部の契約では初期パスワードも含まれる

 同社を巡っては、販売管理システムとは別のシステムである、レンタルサーバサービス「さくらのレンタルサーバ」の一部顧客環境も不正アクセスを受け、583アカウントで不正ログインを確認している(8月17日公表)。両事案の関連性について、8月19日の第二報の時点では調査中としていたが、31日に送付したメールでは「関連性を示す明確な根拠は確認されませんでした」と記載した。

 利用者への注意喚起として、本件に便乗したフィッシングメールや不審な電話への警戒を呼び掛けた。会員メニューはログイン時に2要素認証を必須としており、パスワードのみではログインできないため「直ちに変更いただく必要性は高くありません」と説明している。

 今後の対応状況について同社は、9月中旬をめどに次回の告知を予定しているという。

今後の対応に関する記載。9月中旬をめどに次回の告知を予定している

 X上では「電話番号とかやめてくれよ」と困惑する声のほか、「最後に使ったの12年前なのに!!」「20年前に使ったっきり」など、長年利用していなかったユーザーからの受信報告も相次いでいる。届いたことを宝くじに例えて「当選した」と表現する投稿も多い。

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