DMMの独自ストアで「動画プレイヤー」復活 AppStoreでは配信できないアプリの駆け込み寺になるか
DMM.com傘下でゲームプラットフォームの「DMM GAMES」を運営するEXNOA(東京都港区)は8月31日、独自のiOSアプリストア「GAMES STORE」の提供を始めた。App Storeを経由せずにゲームなどのアプリを配信できる、いわゆる「代替アプリマーケットプレイス」だ。
9月1日にストアを確認したところ、9タイトルのゲームアプリと動画再生アプリ「動画プレイヤー」が公開されていた。動画プレイヤーは、成人向けECサイト「FANZA」を運営するデジタルコマースが2025年4月までApp Storeで配信していた「DMM動画プレイヤーアプリ」の後継とみられる。配信終了時、同社は「諸般の事情」としか説明しなかったため、SNS上では多くの臆測を呼んだ。
動画プレイヤーの動作環境はiOS26.2以降。VR動画対応や新作ダウンロード機能、お気に入り作品にチェックを入れられるハートマーク機能などの機能を搭載している。
一方、AppStoreの審査を巡り話題になった「ティンクルスターナイツ」(クルスタ)のiOSアプリ版もあった。同タイトルは、DMM.com傘下のEXNOA(東京都港区)が開発し、23年7月にサービスを始めたRPG。しかし25年8月に突如、App Storeの審査を通過できなくなった。
当時、Appleは、クルスタのイラストやアニメーションなどのデータに対して「一部のユーザーに不快感を与えるコンテンツが含まれている」と指摘。さらに既存のアセット──つまり過去に審査を通過したことのあるイラストに遡って修正を求めたことで物議を醸した。
iOSではこれまで、原則としてAppStoreでしかアプリを配信できなかった。しかし25年12月にスマホ新法(スマホソフトウェア競争促進法)が全面施行されたことで代替アプリマーケットプレイスの提供が可能に。セキュリティ面などを不安視する声も上がる一方で、AppStoreで配信できなくなったアプリの受け皿としても機能しているようだ。
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