小寺信良のIT大作戦
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す(5/5 ページ)
ディスプレイ付きRokid スマートAIグラスでは簡易的な地図も表示され、進行方向が正しいかが確認できた。一方音声のみのルート案内は、「北へ進みます」と言われてもどっちが北なのかわからず、結局はスマホで地図を見るしかない。音声のみのルート案内は、進行方向が正しいかビーコン音で示すなどの少し工夫が必要だろうが、これはGoogle マップがどう対応するかにかかっている。
会議メモやノートなどの機能は、音声を録音してAIが文字起こししてくれる機能である。日本語の文字起こしは、句読点が入ったり入らなかったりするので多少読みづらいが、概ね正確に書き起こしできているようだ。
一方で要約機能の方は、これまで数回試した結果、日本語での要約は「失敗しました」として、一度もうまく機能していないし、一度失敗するとリトライもできない。一方英語のスピーチに関しては要約できているので、ここは日本語の対応待ちになっているようだ。
現状では、機能的にできることと、実際に日本語環境で動くところがまだ完全に一致していない印象がある。ディスプレイなしAIグラスはMetaの存在が大きく、一番競争が激しいところゆえに、日本語音声処理が勝負の分かれ目になるだろう。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
小寺信良のIT大作戦
ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
2
経営「AIでラクして早く帰って」→社員「帰らない」 工数最大9割減のDeNAも悩むAI効率化の壁
-
3
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
4
肖像画をChatGPTに読み込ませて出力→加工して納品 委託先による著作権侵害で、小学館「サライ.jp」が謝罪
-
5
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
6
トランプ大統領、「AI Force」創設を表明 「AI脅威論はでっちあげだ」
-
7
「労働時間を長くしたい」男性3%・女性6%……どんな人? 東大が調査
-
8
Googleの「Gemini」も能力テスト中に実在企業3社に侵入──WSJ報道
-
9
なぜGoogleで「ロリ」が検索できなくなったのか SEO専門家の見方
-
10
河川監視のライブカメラ水没か――千葉豪雨、村田川の映像が水中に 「こんなの初めて見た」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR