小寺信良のIT大作戦

今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す(2/5 ページ)

 交換方法は動画で提供されている。外すときには、まずメガネの眉間に近い部分を内側から外側に向かって押してやると、外れやすいようだ。1カ所外れれば全体が簡単に外れる。

標準レンズは自分で付け替え可能

 レンズをはめ込む時は、外すのと逆方向、メガネの外側から内側へ向かってはめ込むことになる。まずレンズの上側からはめ込んだのち、メガネの下の縁の方をはめ込んでいくと、うまくいくようだ。レンズの下の縁の方が柔らかいからだ。

調光レンズ交換後

 ただしかなり堅いので、はめ込むにはかなりの力がいる。レンズはプラスチックなので簡単に割れることはないと思うが、メガネの方を壊してしまわないよう、注意が必要だ。特にヒンジ部分に力が加わって、折ってしまわないように注意する必要がある。

 筆者は片側はなんとかはめ込めたものの、もう片方をはめ込むには力が足りなかったので、メガネクリーナーを間に挟んでラジオペンチを使ってはめ込む必要があった。自分でやるのは難しいという人もいそうだ。

 調光レンズは、今回はグリーンをお借りしているが、光量が少ない時は透明だ。曇天や雨天の時も屋外では反応せず、透明のままである。またLEDライトのような光源を近づけても反応しない。ある程度太陽の紫外線を受けないと変色しないものと思われる。なお変色しなくてもUVA・UVBを99%以上カットするので、目を守る機能は常時動いている。

 グラスの本体重量は38.5gだが、これはレンズなしのフレーム部だけの重量だ。レンズを入れると、実測45g程度である。度付きレンズは度数や材質によって厚みや重量等も変わるので、これより重くなる可能性がある。

 ディスプレイがないので、AIアシスタントに音声で問い合わせた結果は、音声で返ってくる。こうしたやり方は、既にスマートスピーカーでおなじみだろう。AIアシスタントは、ChatGPTかGemini、または「自動」が選択できる。

モデルは2種類

 なおリアルタイム翻訳にはMicrosoft AI 翻訳エンジンを採用しており、オンラインでは最大76言語に対応する。言語データをスマホにダウンロードすれば、主要6言語はオフラインでも使える。

 リアルタイム翻訳で使用する場合、集音シーンとして「授業・映画」と「対面対話」から選択する。「授業・映画」では周囲360度の音声を拾うが、「対面対話」では正面からの音しか拾わないので、話者を正面に捉える必要がある。周囲が騒がしい中で特定の人の声だけを認識させたい場合には、「対面対話」へ切り替えが必要だ。

集音シーンは2タイプから選択

 カメラを搭載しているので、目の前にあるものを解説したり、書類のサマリーを音声で伝えたりといったことができる。もちろん写真撮影や動画撮影もできる。ただし動画は連続で最大10分までである。

動画撮影は最長10分
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ベテランのテクノロジーライターである小寺信良さんがIT分野全般にわたって考察する。

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