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1人で最大1Gbps、初のFTTHをケイ・オプティコムがスタートへ

» 2005年02月16日 18時25分 公開
[ITmedia]

 関西電力系のケイ・オプティコムは2月16日、1ユーザーが最大1Gbpsで接続できる超高速インターネット接続サービスのモニター募集を始めた。ユーザー宅まで1Gbpsで接続する個人向けFTTHサービスは国内初。

ケイ・オプティコムのネットワーク構成図(上)と他社との比較

 GE-PON技術を使い、家庭PCのインタフェースまで上り下りとも最大1Gbps(ベストエフォート)の接続サービスを提供する。Gbpsクラスに対応できる回線終端装置(GE-PON子機)の実用化にめどをつけ、実フィールドで検証する。

 試験サービスは4月1日から6月15日まで、神戸市須磨区の一部エリアで同社FTTHサービス「eoホームファイバー」のユーザーを対象に行う。モニター募集は2月28日まで専用ページで受け付け、定員は最大100人。希望者には1Gbpsインタフェース搭載PCを無償レンタルする。

 同社が運営する「opti c@fe」(大阪梅田店・心斎橋店)とソフマップギガストア梅田店・なんば店ザウルス2、上新電機のJ&Pテクノランドでも体験可能な場を設ける。

 GE-PONを使ったFTTHサービスはソフトバンクBBやNTT地域会社がすでに開始しているが、1Gbps回線を最大100Mbpsで共有する形。最大1Gbpsでユーザーが接続できる個人向けFTTHサービスは初となる。

将来のサービスイメージ

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