2位 PSPでWeb閲覧やチャットも――ハッキングで新機能続々
3位 ソニーの久夛良木氏、降格人事は「率直な物言い」が原因?
4位 あるニュース担当者の嘆き――「私が4月1日を嫌う理由」
5位 味やにおいを感じるゲームがいつか登場? ソニーが新特許取得
6位 法王死去、最初の公式声明は「SMSと電子メール」だった
9位 日産はItanium 2、トヨタはOpteron、スズキはSX-8
4月1日に配信される“ネタっぽい”ニュースには毎年悩まされる。ネタなのか本当なのか分からず、取り上げるべきか迷うのだ。エイプリルフール文化が日本より浸透している米国では、この悩みはさらに深刻なよう。ネタの真偽に悩むアメリカ人記者の記事がランクインした。
今年、日本のエイプリルフールネタで記者が悩んだ筆頭はOKWebからのリリースで、「ガッツ石松さんを顧問に迎え、サイト名を『OK牧場』に変えた」というもの。弊社に届いたメールには「より多くの人に親しみを持たれるサイトとなり、会員数を100万人以上に増やす」などと、いかにもそれっぽいことが書かれており、「これはエイプリルフールネタです」とはどこにもなかった。同日、OKwebのサイトは実際「OK牧場」に改名されていたし、実在のタレント名を堂々と使っている以上、本気かもしれない――そう思い、記事にしようか悩んだ。翌日には元のOKWebに戻っていて、ネタだったと発覚したのだが。
ソリッドアライアンスの「お化け探知機USBメモリ」は、ニュースリリースを読んだ時「絶対にネタだ」と確信した。しかし同社サイトでは実際に販売している様子。それでも信じらなかった記者は、実際に注文してみた。「非売品です、ネタです」という画面が出ると信じて――。しかし決済画面は通常通り表示される。ネタではなく、本当に販売していたのだ。
ネット上でエイプリルフールが定着した今、ウソかホントか分からない“スレスレの発表”の真偽を見破るのも、記者に必要な眼力の1つ。でもどうせなら、できるだけ分かりやすいウソで笑わせて欲しいなぁと、悩めるニュース担当者は思うのでした。
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