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4月23日に公開された「ウイルスバスター」のパターンファイルが原因で、多数のPCやサーバに不具合が起きた問題で、トレンドマイクロは4月25日、不具合を起こすパターンファイルをPCから自動削除するツール入りCD-ROMを、都内の量販店などで配布開始した。
同社によると、問題のファイルのダウンロード数は約17万。同社日本代表の大三川彰彦執行役員は24日の会見で、「対策用CD-ROMは20万枚生産する。パートナー工場に協力を依頼し、急ピッチで生産を進めているが、休日のため工場のスタッフがなかなか集まらない」と話していた。
25日午後には「東京を中心に、約3000店舗に配布済み」(同社)。ビックカメラ有楽町店(東京・千代田区)4階のPCソフト売り場では、午前12時30分の時点で「10枚ほど入荷している」(店員)。実際にもらいに来たのは記者が初めてだったようだ。
CD-ROMには、「TMRMTool.exe」というプログラムが入っている。問題が発生したPCをセーフモードで起動し、CDドライブに挿入すると、プログラムが問題のファイルを検索し、見つけ次第削除する。
TMRMTool.exeは、同社サイト上でもダウンロード可能だが、別の正常なPCでダウンロードし、USBメモリやフロッピーディスクに移した後、問題のPCで起動する必要があった。
また同社は、今回の問題で影響を受けた企業の数が、25日午後6時現在で134になったと発表した。電話での問い合わせ数の累計は、25日午後4時までに個人ユーザーで29万2000件、法人ユーザーで2万9700件にのぼったという。
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