米AOLは11月7日、コンテンツターゲット広告企業の米Quingo Technologiesを買収することで合意したと発表した。買収金額は明らかにされていない。
2000年創立のQuingoは、コンテンツ連動型テキスト広告サービス「AdSonar」や検索エンジンによるマーケティング(SEM)ソリューション「Feedpoint」を提供。広告の掲載先としてテレビ局や新聞、出版社など500社以上を顧客に持つ。
AOLは2007年に入ってから既に広告技術企業を3社買収しており、Quingoは4社目となる。今年初めにはモバイル広告のThird Screen Media、次いで広告プラットフォームのADTECH、行動分析型ターゲット広告のTacodaを買収している。また9月には、傘下で運営する広告ネットワークを統合し、「Platform A」と命名している。Quingoは買収後、AOLの完全子会社となり、Platform Aに組み込まれる予定。
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