米大手ISPのComcastがP2Pトラフィックを規制していると報じられたことを受け、電子フロンティア財団(EFF)は11月28日、インターネット利用者が、自分の加入ISPがパケット偽装などによるトラフィック規制を行っているかテストできるガイドを公表した。
EFFのガイドによると、テストにはプロトコル分析ソフト「Wireshark」を使う。このソフトを使って、送信したパケットと、ISPを介して受信側に届けられたパケットを比較するという。
またEFFはComcastのトラフィック規制に関する報告書を公開。同団体のテストにより、Comcastがユーザーによるファイル共有アプリケーション(BitTorrentなど)の利用を妨げる目的で、パケットを偽装したことが示されたと述べている。Comcastは先に、「トラフィック管理は行っているが、トラフィック規制はしていない」と主張していた。
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