蘭デルフト工科大学は7月23日、空飛ぶトンボ型ロボットの最新モデル「DelFly Micro」を披露した。
DelFly Microは大きさ(翼端から翼端まで)10センチ、重さ3グラムのマイクロエアビークル(MAV)。MAVとはリモコン操作型の非常に小さな飛行機で、カメラや画像認識ソフトを搭載する。DelFly Microはトンボに似た羽ばたき型の翼を備え、1グラムのバッテリーを搭載。最高毎秒5メートルの速度で約3分間飛行できる。
DelFly Microはデルフト工科大学がこれまでに開発したDelFly I(23グラム、50センチ)、DelFly II(16グラム、30センチ)の後継機。このようなロボットは将来、人が踏み込みにくい場所や危険な場所での観測に利用されるかもしれないと同校の研究者は述べている。また今後はDelFly Nano(1グラム、5センチ)の開発と完全な自律飛行を目指すという。
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