日本レコード協会加盟のレコード会社10社は3月11日、ファイル共有ソフト「WinMX」で音楽ファイルを不正にアップロードされ権利を侵害されたとして、ISP2社に対しユーザー4人について、プロバイダ責任制限法に基づき身元情報などの開示を請求したと発表した。
4人は昨年11月から今年2月までに、10社が権利を持つ楽曲をWinMXで無断で公開していたという。レコ協は4人に対し、WinMXのメッセージ機能を使って10通以上の警告を送ったが、楽曲の無断公開をやめなかったため悪質と判断し、開示請求に踏み切ったとしている。
レコ協は2004年3月から、WinMXを利用して権利者に無断で音楽ファイルを公開しているユーザーに警告を開始。これまでに1220万通の警告メッセージを送ったという。
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