オンラインゲームメーカーの米OnLiveは3月24日、米サンフランシスコで開催の「2009 Game Developers Conference」で、新しいオンラインゲームサービス「OnLive Game Service」と、専用機「OnLive MicroConsole」を発表した。
OnLive Game Serviceのゲームは独自のビデオ圧縮技術を使ってクラウドコンピューティングで提供されるので、プレイヤーは高速なブロードバンドも、高価なゲームコンソールも必要ないという。カードサイズの小型ゲーム機MicroConsoleをテレビにつなぎ、ブロードバンド接続でOnLive Game Serviceにアクセスし、ゲームをプレイする仕組み。またOnLive.comのブラウザプラグイン経由で、PCやMacからも同サービスのゲームが楽しめるという。
OnLiveは、Electronic Arts、Ubisoft、Take-Two Interactive Software、Warner Bros. Interactive Entertainment、THQ、Epic Games、Eidos、Atari Interactive、Codemastersのゲームソフト大手からのサポートを受けており、年内にサービスを開始する計画。料金体系は月額使用料を徴収する形式で、複数の料金設定になる予定。
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