家電量販のベスト電器は4月10日、2009年3月期の連結業績見通しを修正し、営業損益が8億円の赤字になる見通しだと発表した。従来予想は3億円の黒字だった。個人消費の落ち込みと単価下落で売り上げが伸び悩んだ。
連結売上高は3719億円(前回予想から19億円増)に修正したが、単体売上高は下方修正。年末商戦が不振だった上、デジタル家電は競合の激化による価格下落が進み、売り上げの伸び悩みにつながった。
売上高の減少に加え、不採算店や不動産の値下がり、株式の評価損などから、最終損益も前回予想の5億円の黒字が30億1000万円の赤字に転落する見通し。
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