「ネットでわたしのことを太っていると書かないで」――16歳の人気アイドル、マイリー・サイラスがTwitterでネットの悪口に抗議し、ネットいじめを非難した。
「好きなことを言えばいい。わたしには欠点がある。わたしは普通の女の子で、体の中で変えたいところも幾つかある。でもネットの投稿でわたしを太ってると言うのはやめて」
マイリー・サイラスは5月15日の投稿でこのように訴え、ネットで他人を中傷する人々に対するメッセージをつづっている。Twitterでは一度に140文字しか投稿できないため、5回に分けて書き込んでいる。
ネットの中傷は「人を傷つけ、彼らが自分自身や他人を傷つけるまでに追い込む」と彼女は語り、「平気で意地悪になれる人たちにはむしずが走る」と批判している。そのような人たちは、ゴシップサイトを見るのをやめて、聖書やネットいじめに関するニュースをもっと読む必要があると彼女は主張している。
「子供たちは自分自身を傷つけている。これは軽々しく考えるべきじゃない。あなたたちにとってこういう『掲示板』は『大したことじゃない』けれど、被害者にとっては大変なこと。やめなきゃいけない」
マイリー・サイラスはDisneyのテレビドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」の主役を演じて人気を博した歌手兼女優。今年出版した自伝「Miles To Go」では学校でいじめられた体験を告白している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR