英国人の4分の1以上が、寝る前にノートPCなどのモバイル機器をベッドに持ち込んで仕事をしている。セキュリティ企業Credant Technologiesが英国人の仕事中毒ぶりを示す調査結果を発表した。
また、ベッドでも仕事をする人のうち、57%が週に2〜6時間そうした形で働いているという。夜に配偶者や恋人と話をするよりも、モバイル機器に向かっている時間が多いと答えた人は8%に上った。ただし、96%は「寝る前に最後にすること」は、「パートナーにお休みのキスをする」ことだと答えている(残る4%は「仕事を終えて電子メールをチェックする」)。
この調査は300人の都市労働者を対象に、自宅作業とセキュリティについて調べるために行われた。44%がモバイル機器に重要な業務文書を保管しており、そのうち54%は十分なセキュリティ対策をしていないと認めている。さらに回答者の5分の1は、自宅で安全な無線LANを使っていないという。
Credantのマイケル・カラハン副社長は「この調査は、就業時間やオフィスに縛られていない人が増えていることを確かめるものだ」と語り、モバイル機器に業務文書を保管して紛失したら、社員にとっても会社にとっても大変な結果になる可能性があると指摘している。
同社はベッドの中でもモバイル機器で仕事をしている人に対し、IT部門に頼んで端末を暗号化してもらうことや、強力なパスワードを使うことなどをアドバイスしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR