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Twitter、イラン問題に配慮してメンテナンス時間を変更イラン国民の声をサポート

» 2009年06月16日 10時30分 公開
[ITmedia]

 米Twitterは6月15日、同日夜に予定していたネットワークアップグレードのためのサービス停止を、米太平洋時間の16日午後2時〜3時に変更したと発表した。その理由として同社は、Twitterは現在政治的混乱にあるイランのユーザーにとって重要なコミュニケーションツールになっているため、同国での利用が少ない午前1時半にスケジュールを合わせたとしている。

 ここ数日Twitterの「流行のトピック」には「#IranElection」「Tehran」といったイランの大統領選挙や抗議デモに関するテーマが多数並んでおり、#IranElectionは数秒ごとに更新中だ。中には「イラン政府がTwitterを監視しているから、ユーザー名を抜いてつぶやくように」といった注意も投稿されている。

 Twitterは同社のネットワークホストとして2008年2月からNTTコミュニケーションズ傘下のNTT Americaを採用している。Twitterは公式ブログで、同社の方針を受け入れて米国の日中のメンテナンスに応じたNTT Americaの柔軟な対応に謝意を表した。

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