米国務長官のヒラリー・クリントン氏は6月17日、ワシントンでのイスラエルのリーベルマン外相との会談後、イランでのTwitter利用についてコメントした。
同氏は会談後の共同記者会見で「米連邦政府がTwitterに(メンテナンス延期を)要請したことはイランへの内政干渉だという批判についてどう思うか」という質問に対し、「われわれは表現の自由を促進する。Twitterは表現の1手段であり、イラン国民にとってのみならず、世界中の人々にとって非常に重要な手段となりつつある。わたし自身は使っていないが。人々が情報を共有する手段を稼働させ続けることは、特にほかに情報源があまりない場合、非常に重要だ」と語った。
現在イランでは大統領選挙の結果をめぐる混乱が深まっており、TwitterやFacebookなどが抗議行動を続ける国民の重要な情報交換の手段になっている。米連邦政府は先日、こうしたソーシャルサービスにイラン国民のサポートを働き掛けたことを認めた。
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