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Twitterの機密情報流出――幹部のメールアカウントハッキングからGoogle Appsのデータが

» 2009年07月16日 08時04分 公開
[ITmedia]

 米Twitterは7月15日、同社の社内情報が流出したことを公式ブログで明らかにした。前日、IT系ブログのTechCrunchが「Hacker Croll」と名乗る人物からTwitterの社内データと称する310もの文書を送りつけられたという記事を掲載した。

 Twitterの説明によると、1カ月ほど前にある幹部社員の個人メールアカウントがハッキングされ、このアカウント経由でTwitterが社内情報共有に利用しているGoogle Appsの文書が盗まれたという。ハッキング発覚後、同社はセキュリティ監査を行い、従業員にセキュリティガイドラインの順守を呼び掛けた。

 盗まれた文書は多数のブログやニュースメディアに送付されたが、Twitterのユーザーアカウント情報は含まれていないと強調している。またデータ窃盗者、文書を公開した第三者に関して現在弁護士と相談しているという。

 TechCrunchはこの公式ブログに対し、慎重に扱うべき文書かどうかは自ら判断し、部分的に情報を公開していくと発表した

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