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どの携帯電話でも使える充電器、実現に近づく

» 2009年10月23日 08時51分 公開
[ITmedia]

 国連の国際電気通信連合(ITU)は10月22日、どの携帯電話にも使える共通充電器の規格を承認した。

 このUniversal Charging Solution(UCS)規格により、将来的にはすべての携帯電話が、製造元や機種を問わず、同じ充電器を使えるようになる。携帯電話を買い換えても、手持ちの充電器をそのまま使えるようになるため、製造・販売、廃棄される充電器の数を大きく減らすことができるという。

 UCS充電器はmicroUSBインタフェースを採用し、エネルギー効率は米Energy Star基準で4-STAR以上。

 UCS規格の策定に参加した携帯業界団体GSMAは、UCSは5万1000トン分の余分な充電器を減らし、それにより1360万トンの温室効果ガスが削減されるとしている。

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