ソフトウェア開発のアンク(東京都新宿区)は12月11日、リポートや論文などのテキストを、Webサイトや文献からまるまる“コピペ”していないかを判定するソフト「コピペルナー」の予約受け付けを開始した。12月下旬に発売する。
テキストを読み込んだ上で、Webサイトや文献データベースを検索。同じ文章や似た文章がないかを解析し、コピペと思われる文章の割合やコピー元の文献を表示するほか、コピペ部を色付きで表示。複数のテキストを読み込み、どれくらい似ているか示すこともできる。
金沢工業大学知的財産科学研究センター長の杉光一成教授が考案、アンクが開発した。杉光教授は「ソフトを販売することで、学生が『どうせコピペしてもばれてしまうから自分で考えてリポートを書こう』と思ってくれれば大成功だと思う」とコメントしている。
価格は、教育機関向けのスタンダード版が1ユーザー当たり4万5675円。機能を制限したスターター版が同9450円、ビジネス向けのスタンダード版が同6万7200円。
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