Innovative Tech:
「赤」と「緑」を見分けられる仕組みを世界初解明、色覚障害の理解へ一歩 名工大や東大などがScience誌で発表
名古屋工業大学、東京大学、京都大学などの共同研究グループなどがScience誌に発表した論文「Structural insights into spectral tuning and retinal exchange in cone visual pigments」は、ヒトを含む霊長類(実験ではマカクを採用)が赤と緑を見分けられる仕組みが、原子レベルの立体構造解析によって世界で初めて明らかになった研究報告だ。(2026/7/2)
Innovative Tech:
AIに「相手に電気ショックを与えろ」と命じ続けたらボタンを押すのか? 11のLLMで“ミルグラム実験” 抵抗できたのは……
エストニアとフィリピンに住む独立系研究者らが発表した論文「Open-source LLMs administer maximum electric shocks in a Milgram-like obedience experiment」は、AIは権威からの残酷な命令を拒絶し続けられるのかを検証した研究報告だ。(2026/7/2)
Innovative Tech:
数時間潜水できる"サイボーグゴキブリ"実現 人命救助で活躍期待 早大などが専用の潜水スーツ共同開発
シンガポールの南洋理工大学と早稲田大学の共同研究チームがNature Communicationsで発表した論文「Underwater Suit-Wearing Cyborg Insect Capable of Hours-Long Diving and Terra-Aqua Travel」は、陸生昆虫である「マダガスカルゴキブリ」に装着できる小型のダイビングスーツを開発し、数時間にわたる潜水と水陸両用の移動が可能な“サイボーグ昆虫”を実現した研究報告だ。(2026/7/1)
Innovative Tech:
AIで“ゲームキャラの出産二次創作”を何千回と生成する人も……ChatGPTの会話57万件から見えたヘビーな利用実態
米ワシントン大学などに所属する研究者らが発表した論文「AI Fiction in the Wild」は、AIチャットとの会話データを分析し、ユーザーがAIを使ってどれだけフィクションを生成しているのかを調べた研究報告だ。(2026/7/1)
AIニュースピックアップ:
非エンジニア利用が増える「Codex」、何がすごいのか OpenAIが公表した活用の実態
OpenAIが自社内のデータを分析した論文を公表した。チャットbotで「質問して答えをもらう」AI活用から、長時間の業務を委ねる「エージェント型」への移行が進んでいるという。(2026/7/1)
リタイア直前エンジニアの社会人大学漂流記(6-1):
ぼっち系エンジニア、「幸せ」について論文とデータで殴られる
今回は「都市交通計画特論」の講義をご紹介します。この講義、本当に本当にキツかった……。それは、この講義によって、「幸せを求めるなら外に出ろ、人と会え」という正論を、人生訓や精神論ではなく、ロジックとして理解させられてしまったからです。(2026/6/29)
ちょっと昔のInnovative Tech:
女性の“痛み”軽視されがち? 「訴えがおおげさ」は偏見か 2万件の医療記録、2024年の分析結果は
イスラエルのヘブライ大学などに所属する研究者らが2024年にPNASで発表した論文「Sex bias in pain management decisions」は、 医療現場における痛みの治療において、患者の性別による格差が存在することが明らかになった研究報告だ。(2026/6/26)
Innovative Tech:
「落ち込んだ時にネコと触れ合う」は逆効果? ネガティブな感情を増幅する可能性 オランダの研究者ら調査
オランダのオープン大学などに所属する研究者らが学術誌「Frontiers in Psychology」で発表した論文「Human-animal interaction: understanding the role of dog and cat interactions in emotional wellbeing」は、犬や猫とのふれあいが飼い主の感情やストレスにどのような影響を与えるかを調査した研究報告だ。(2026/6/24)
フィッシング耐性も評価基準:
「不完全な実装でも多要素認証よりマシ」 パスキーの“よくある懸念”に英国NCSCが回答
英国のNCSCは、サービスがパスキーをサポートする場合はパスキーを、サポートしない場合は2段階認証を推奨する方針を表明し、個人利用における従来のユーザー認証情報とFIDO2認証情報のセキュリティ特性を比較する論文も公開した。(2026/6/23)
Innovative Tech:
とある「銅化合物」が脳の“ゴミ掃除ポンプ”を修繕、マウス実験で記憶力が約44%向上 アルツハイマー病治療に期待
オーストラリアのモナシュ大学などに所属する研究者らが査読付きの学術誌ACS Chemical Neuroscienceに発表した論文「Cu(ATSM) Restores Blood-Brain Barrier Abundance of P-Glycoprotein and Improves Cognitive Function in the APP/PS1 Mouse Model of Alzheimer’s Disease」は、銅をベースにした薬剤がアルツハイマー病の原因となる有毒タンパク質の蓄積を減らし、マウスの実験において記憶力を回復させることを示した研究報告だ。(2026/6/23)
Innovative Tech:
筋トレの健康効果、週○分で頭打ち 適正時間は? 米ハーバード大などが14万人を調査
米ハーバード大学などに所属する研究者らが医学分野の学術誌British Journal of Sports Medicineで発表した論文「Long-term resistance training with all-cause and cause-specific mortality: assessing dose-response and joint associations with aerobic physical activity」は、筋力トレーニングの最適な実施時間や、有酸素運動との組み合わせによる死亡リスクの低減効果を明らかにした研究報告だ。(2026/6/19)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「AIを使う学生」vs.「使わない学生」、エッセイが創造的なのはどっち? 米大学が2025年に実証実験
米ジョージタウン大学に所属する研究者らが国際学術誌Computers in Human Behavior: Artificial Humansに発表した論文「Homogenizing effect of large language models (LLMs) on creative diversity: An empirical comparison of human and ChatGPT writing」は、人間たちが生み出すアイデアと生成AIが出力するアイデアのどちらが多様で創造的であるかを検証した研究報告だ。(2026/6/18)
能力は「10年で1万倍」に Google DeepMindが予言する「AI予測産業」の全貌
英Google DeepMindが6月10日に公開した論文「From AGI to ASI」には、AGI(汎用人工知能)からASI(人工超知能)への道筋とは別に、見落とせない重要な指摘がある。AIの進歩を測定し、モデル化し、予測すること自体が、膨大な経営資源を投じるべき一大研究分野になる、というものだ。(2026/6/18)
マテリアルズインフォマティクス最前線(9):
失敗データも資産に! 研究現場を変える無料のノートアプリ
研究開発において論文に残らない失敗データや詳細なプロセスが重要だ。この気付きを生かして、無機材料の研究者でもあるさくらインターネットの研究員が開発したノートアプリケーションのオープンβ版が提供されている。同アプリの開発背景や特徴、今後の展開について迫る。(2026/6/18)
学術界にも“告発系インフルエンサー”の波? 配信者がNature掲載論文の不正指摘→研究者らは懲戒処分 中国で波乱
元博士課程の学生で動画ブロガー「Student Geng」として活動する耿洪偉(Geng Hongwei)さんの配信をきっかけに、中国の学術界で研究不正スキャンダルが起きている。英科学誌Natureが6月12日に報じた。(2026/6/17)
Innovative Tech:
ChatGPT vs. Google検索──どっちで調べるのが学習効果が高い? 8日間の実験で検証した研究
米ジョージア工科大学やミシガン大学などに所属する研究者らが発表した論文「Learning by Chatting? Investigating the Impact of Generative AI on Information Seeking and Learning」は、AIチャットbotと検索エンジンではどちらが学習効果が高いかを検証した研究報告だ。(2026/6/15)
Innovative Tech:
日本人の食事は4パターン、「休日朝食抜き」「間食多め」「夕食早め」……あなたはどれ? 東大など論文発表
東京大学などに所属する研究者らが国際学術誌British Journal of Nutritionで発表した論文「Identification of chrono-nutrition behavior patterns and their associations with sociodemographic characteristics, diet quality, and obesity」は、日本人の食事のタイミングや頻度といった食事リズムが大きく4つの型に分類されることを網羅的に明らかにした研究報告だ。(2026/6/15)
Innovative Tech:
金はなぜ錆びずに輝き続ける? 単に「酸素と結びつきにくい」だけじゃない 米大学が学術誌で発表
米テュレーン大学に所属する研究者らが学術誌Physical Review Lettersで発表した論文「Role of Reconstruction in the Inertness of Gold toward Oxygen」は、金がいつまでも美しい輝きを保ち続ける理由について明らかにした研究報告だ。(2026/6/12)
Innovative Tech:
1人暮らしの在宅勤務、「丸1日、人と接触なしの日」が3割……店員とも話さず 58万人を分析、Scienceで論文発表
ニューヨーク連邦準備銀行などに所属する研究者らが発表した論文「Home alone: Remote work, isolation, and mental health」は、リモートワークが労働者の孤立を深め、メンタルヘルスに悪影響を及ぼしている実態を明らかにした研究報告だ。(2026/6/11)
Innovative Tech:
フライドポテト、週3食で糖尿病リスク2割増 揚げない調理法なら影響なし 米ハーバード大などが医学誌で発表
米ハーバード大学や英ケンブリッジ大学などに所属する研究者らが2025年9月に英医学誌「The BMJ」で発表した論文「Total and specific potato intake and risk of type 2 diabetes: results from three US cohort studies and a substitution meta-analysis of prospective cohorts」は、じゃがいもの摂取量や調理法が2型糖尿病のリスクにどう影響するかを調査した研究報告だ。(2026/6/9)
Innovative Tech:
老化を“巻き戻し”──あるタンパク質で老マウスの肝臓が若返り Nature系列誌に掲載
イスラエルのバル=イラン大学やアメリカ国立老化研究所などに所属する研究者らがNature Communicationsで発表した論文「SIRT6 overexpression counteracts chromatin aging in the male murine liver」は、加齢で衰えた肝臓を、ある酵素の働きで若い状態へと巻き戻せることを、オスのマウスで示した研究報告だ。(2026/6/8)
Innovative Tech:
「紙のマンガ vs. 電子マンガ」、読後の脳活動に差 東大などがfMRIで実証 学術誌に研究発表
東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉教授らの研究チームがPLOS Oneで発表した論文(コアミックスとの共同研究の成果)「Manga reading on paper vs. digital devices: Prospective effects on core and supportive integration processes in the brain」は、紙のマンガを読むことが電子書籍に比べて脳活動の“省エネ化”を促すことを実証した研究報告だ。(2026/6/5)
Innovative Tech:
「無駄な事務作業」はなぜ増え続けるのか? “善意”からタスクが生まれるメカニズム、米MITが論文発表
米MITに所属する研究者らがPNASで発表した論文「What leads to administrative bloat? A dynamic model of administrative cost and waste」は、組織の無駄を増幅させるメカニズムを解明した研究報告だ。(2026/6/5)
Innovative Tech:
ヒトiPS細胞活用の“脳が若返る鼻スプレー”、投与された中年マウスの記憶力や認知機能が改善 学術誌で掲載
米テキサスA&M大学に所属する研究者らがJournal of Extracellular Vesicles誌で発表した論文「Intranasal Human NSC-Derived EVs Therapy Can Restrain Inflammatory Microglial Transcriptome, and NLRP3 and cGAS-STING Signalling, in Aged Hippocampus」は、加齢に伴う脳の炎症を抑え、記憶力や認知機能を回復させる新しい点鼻薬を開発した研究報告だ。(2026/6/4)
ちょっと昔のInnovative Tech:
バラの香り、脳の萎縮を防ぎ認知症予防に役立つ可能性 京大などが2024年に研究発表 1カ月嗅ぐと脳に影響
京都大学などに所属する研究者らが2024年3月に発表した論文「Continuous inhalation of essential oil increases gray matter volume」は、バラの香りを嗅ぎ続けると脳の構造がどうなるかを分析した研究報告だ。(2026/5/28)
Innovative Tech:
“週4日勤務”が想像以上の成功──「給与100%/労働時間80%/生産性100%」を豪州15社が実施 学術誌にも掲載
オーストラリアのディーキン大学やスウィンバーン工科大学に所属する研究者らがSpringer Nature発行の学術誌Humanities and Social Sciences Communicationsで発表した論文「The four-day workweek in Australia: insights from early adopters of the 100:80:100 model」は、週休3日制を実際に導入したオーストラリアの企業15社の生の声から、その効果や課題を分析した研究報告だ。(2026/5/27)
Innovative Tech:
子どものジャンクフード、脳に影響残る? 大人になっても過食グセ Nature系列誌に掲載 マウスは腸内細菌で正常化に成功
アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・コークなどに所属する研究者らがNature Communicationsで発表した論文「Bifidobacterium longum and prebiotic interventions restore early-life high-fat/high-sugar diet-induced alterations in feeding behavior in adult mice」は、幼少期に脂肪や砂糖を多く含むジャンクフードなどの不健康な食事をとることは、大人になってからの食行動にまで長期的な悪影響を及ぼすことを明らかにした研究報告だ。(2026/5/27)
Innovative Tech:
総額は同じなのに、なぜ「送料無料」を選ぶのか? fMRIで脳をのぞいて解明 韓国チームが学術誌で発表
韓国のKorea Brain Research Institute(KBRI)などに所属する研究者らがPLOS Oneで発表した論文「Neural and behavioral evidence of free shipping on consumer decision making」は、人はなぜ送料無料に強く反応するのかを行動と脳活動から分析した研究報告だ。(2026/5/26)
Innovative Tech:
脳卒中後、なぜ後遺症が残るのか? 脳が修復する仕組み解明 科学大などがNatureで発表 新薬をマウスに投与で改善
東京科学大学などに所属する研究者らがNatureで発表した論文「Sustaining microglial reparative function enhances stroke recovery」は、 脳卒中などによって損傷した脳組織が自らを修復するメカニズムを解明し、その回復力を持続させる新たな薬の開発に成功した研究報告だ。(2026/5/25)
Innovative Tech:
“贈り物”は善意の皮を被ったマウントツール? 東大が“お返しのプレッシャー”から数学的に権力競争を読み解く
東京大学大学院に所属する研究者らが2024年にPLOS Complex Systemsで発表した論文「Emergence of economic and social disparities through competitive gift-giving」は、贈与による地位の競争を数理モデルで表現し、社会構造がどのように変化するかを計算機シミュレーションによって明らかにした研究報告だ。(2026/5/22)
リタイア直前エンジニアの社会人大学漂流記(5-1):
社会人大学院生にしか見えない「ドブ板経験」と「学問」のあいだ
今回から実際の講義の話に入ります。博士論文には直結しない講義に出ることは、タイパ/コスパがいいかと言われれば「No」です。全くペイしません。ですが、社会人として「ドブ板を踏んできた経験」があるからこそ味わえる「学問の世界」があるのです。そしてそれは、社会人大学院生にしか見えない景色ではないかと、私は思ったのでした。(2026/5/22)
Innovative Tech:
暗記のコツは「息を吐いている後半」に覚えること? 思い出す時も同じ呼吸タイミング 兵庫医科大などが研究発表
兵庫医科大学、関西学院大学、自然科学研究機構に所属する研究者ら国際学術誌「Scientific Reports」で発表した論文「Respiratory phase alignment across memory encoding and retrieval improves task efficiency」は、テストなどで答えを思い出すスピードが、内容を覚えたときの呼吸のタイミングと思い出すときの呼吸のタイミングに影響されることを明らかにした研究報告だ。(2026/5/20)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「任天堂のゲームを遊ぶ時間の長さ」はメンタルヘルスに影響するか? オックスフォード大がカジュアルゲーマー層を調査
英オックスフォード大学に所属する研究者らがRoyal Society Open Scienceで発表した論文「Perceived value of video games, but not hours played, predicts mental well-being in casual adult Nintendo players」は、 ビデオゲームのプレイ時間とメンタルヘルスの関連性について調査した2025年3月の研究報告だ。(2026/5/19)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「涼宮ハルヒの憂鬱」の視聴順を巡る4chan匿名ユーザーの投稿→うっかり数学の未解決問題で歴史的発見 2021年に論文化
アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の視聴順を巡るネット上の議論が、数学の未解決問題に歴史的な進展をもたらした。4chanの匿名ユーザー、SF作家、そして数学者たちの考えが結びつき、長年謎だった「最小超置換問題」の正体に迫った話を紹介する。(2026/5/16)
Innovative Tech:
日本人の頭蓋骨、100年間で大きく変化 “短頭化”し男女差も拡大 東大や科警研などが研究発表
東京大学や科学警察研究所などに所属する研究者らが発表した論文「Secular Changes in Cranial Morphology and Pattern of Sexual Dimorphism in Modern Japanese: A Geometric Morphometric Analysis Using Post-Mortem Computed Tomography Data」は、過去100年における日本人の頭の形の変化を、最新の3D画像解析で明らかにした研究報告だ。(2026/5/15)
Innovative Tech:
コーヒーは腸を介して認知機能に影響する? アイルランドでの調査結果、Nature系列誌で研究発表
アイルランドのユニバーシティ・カレッジ・コークやイタリアのパルマ大学に所属する研究者らがNature Communicationsで発表した論文「Habitual coffee intake shapes the gut microbiome and modifies host physiology and cognition」は、日常的に飲むコーヒーが、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)や人間の生理機能、認知能力にどのような影響を与えるかを調査した研究報告だ。(2026/5/14)
Innovative Tech:
“酒を飲むと顔が赤くなる”体質は収入を左右する? 日本男性含む3000人を調査 東大などが2023年に学術誌で発表
東京大学、一橋大学、ソウル国立大学、国立台湾大学に所属する研究者らが2023年にHealth Economicsで発表した論文「Is Asian flushing syndrome a disadvantage in the labor market?」(プレスリリース)は、アルコール耐性の有無が収入や労働時間といった労働市場における成果に影響を与えるかを調査した研究報告だ。(2026/5/13)
Innovative Tech:
“ゲーム依存”と”趣味ゲーマー”、同じ長時間プレイでも脳への影響に差 100人以上で調査した研究結果
ハンガリーのエトヴェシュ・ロラーンド大学などに所属する研究者らが発表した論文「Game on or gone too far? Executive functioning and implicit sequence learning in problematic vs. recreational gamers」は、依存的にゲームをする人と楽しんでプレイしている人とでは、認知能力にどのような違いがあるのかを調査した研究報告だ。(2026/5/12)
Innovative Tech:
マウスのアルツハイマー病改善に寄与、脳を若返らせる「iPaD」の効果 理研などがCell系列誌で研究発表
理化学研究所などの国際共同研究グループがCell Reportsで発表した論文「Activation of neurogenesis improves amyloid-β pathology and cognitive function through AMP kinase signaling in Alzheimer’s disease model mice」は、脳内にある神経幹細胞を若返らせて活性化する新たな手法により、アルツハイマー病モデルマウスの症状を改善することに成功した研究報告だ。(2026/5/12)
Innovative Tech:
“ChatGPT以後”に公開のWebサイト、35%がAI生成に? 米スタンフォード大などが調査 広まる「不自然に明るい文章」
英インペリアル・カレッジ・ロンドンや米国の非営利団体Internet Archive、米スタンフォード大学に所属する研究者らが発表した論文「The Impact of AI-Generated Text on the Internet」は、インターネット上のAI生成テキストの割合と、それがもたらす真の影響を明らかにした研究報告だ。(2026/5/11)
日本企業の採択数はキオクシアが最多:
「VLSIシンポ」論文投稿数が1000件超に 採択数は韓国が最多
LSIに関する国際学会「2026 Symposium on VLSI Technology and Circuits(VLSIシンポジウム2026)」の論文投稿数/採択数のトレンドを紹介する。投稿数は1041件と過去最多で、うち237件が採択された。日本からは51本が投稿され、うち27本が採択された。日本は採択率が54%と高かった。(2026/5/8)
Innovative Tech:
「脳内のゴミ掃除機能」壊す新たな一因を特定 抗体で狙い撃ち→マウスのアルツハイマー症状が改善
広州医科大学などに所属する研究者らが発表した論文「A brain-persistent DDR2-degrading antibody reverses Alzheimer’s pathologies by restoring brain fluid dynamics and metabolic clearance」は、アルツハイマー病に伴い脳の老廃物排出システムの崩壊を引き起こす原因タンパク質を特定し、これを分解する抗体を脳内に届けることで病態を改善できることをマウスで示した研究報告だ。(2026/5/8)
Innovative Tech:
脳のオン/オフ切り替えは鍛えられる──イメトレで実際の運動能力向上に成功、慶應大がPNASで発表
慶應義塾大学に所属する研究者らがPNASで発表した論文「Brain-computer interface-based neurofeedback training enables transferable control of cortical state switching in humans」は、ブレイン・コンピュータ・インタフェース(BCI)を活用し、イメージトレーニング(イメトレ)中の脳状態を可視化することで、実際の運動能力を向上させることに成功した研究報告だ。(2026/5/8)
ちょっと昔のInnovative Tech:
“白髪”はがんから体を守った印? 急な黒髪復活は要注意、頭皮活性化に警鐘──東大などがNature系列で2025年に発表
白髪とがん(メラノーマ、悪性黒色腫)の関係を解き明かした研究が、2025年10月にNature Cell Biologyで発表された。東京大学医科学研究所が主導し、理化学研究所および東京科学大学と共同で実施したもので、論文タイトルは「agonistic stem cell fates under stress govern decisions between hair greying and melanoma」。(2026/5/7)
Innovative Tech:
そこにいない猫の「モフモフ」と「呼吸」を手で感じられる装置 “癒やし効果”は……東大が研究発表
東京大学に所属する研究者らがCHI 2026で発表した論文「Touching a Cat Without Touch: Does Mid-Air Ultrasound Haptic Feedback Promote Relaxation in Virtual Cat Interaction?」は、空中超音波を使ってVR空間の猫と触れ合う体験を開発し、そのリラックス効果を検証した研究報告だ。(2026/4/30)
AI時代のボトルネックは「人間」になる? MIT論文が警告する“4つの未来”
AIは無数のタスクを実行できるようになるが、その成果を確認し、責任を引き受ける人間の能力には限界がある。この視点から見ると、AI時代の経済には大きく分けていくつかの未来像が見えてくる。(2026/4/30)
Innovative Tech:
なぜ一部のAIモデルは「日本文化」に執着するのか? 「4o-mini」などの出力が日本に偏る実態、欧州チームが研究発表
スペインのバスク大学や英カーディフ大学などに所属する研究者らが発表した論文「Why are all LLMs Obsessed with Japanese Culture? On the Hidden Cultural and Regional Biases of LLMs」は、一部のAIモデルが文化的な話題において日本文化に強い執着を見せることが明らかにした研究報告だ。(2026/4/30)
心理学、神経科学、認知科学の知見を統合:
AGIはどうすれば実現するのか? 知性を成す「10の認知能力」をGoogleが特定
Google DeepMindは、「AGI」の実現への進捗を測定するための認知フレームワークを提示した論文を発表した。AIシステムの「知性」を評価する実証的ツールの不足を受け、認知科学を基盤とする新たな評価手法を提案した。(2026/4/30)
ちょっと昔のInnovative Tech:
脳を老化させる“新たな一因”特定、減らすと記憶力が回復 2025年夏にNature系列誌で研究掲載
米カリフォルニア大学サンフランシスコ校などに所属する研究者らがNature Aging誌で発表した論文「Targeting iron-associated protein Ftl1 in the brain of old mice improves age-related cognitive impairment」は、脳の老化を促進する「FTL1」と呼ばれるタンパク質を特定し、その量(2026/4/27)
ちょっと昔のInnovative Tech:
「LoL」はどれくらい脳機能を向上させる? 5カ月遊んだ68人の脳を分析、他ゲームと比較 学術誌に掲載
中国の電子科技大学などに所属する研究者らがBrain Sciences誌に発表した論文「Effects of Video Game Type on Cognitive Performance and Brain Functional Connectivity: A Longitudinal EEG Study」は、ビデオゲームのジャンルによって脳にどのような影響を及ぼすのかを分析した研究報告だ。(2026/4/28)