米ホワイトハウスは12月22日、米政府機関のセキュリティ対策を統括する「サイバーセキュリティ調整官」に、ハワード・シュミット氏を任命したと発表した。
シュミット氏はeBayやMicrosoftの最高セキュリティ責任者を歴任し、政府機関、民間企業、司法機関などで40年以上にわたる経験を持つコンピューターセキュリティの権威。今後は国家安全保障会議(NSC)の一員として、包括的なネットワークセキュリティ戦略の立案などに当たる。
インターネットを守ることは、国家安全保障や治安の観点からも、個人のプライバシーや市民の自由を守る観点からも不可欠だとホワイトハウスは指摘。シュミット氏は、国内外の関係機関と連携してセキュリティ対策強化や国民の啓発といった優先課題に取り組むと、抱負を語った。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
コラボやWeb 2.0が電子行政の脅威に――政府機関担当者調査
オバマ夫人の逃げ場所も、米政府の極秘情報が流出
オバマ次期政権の課題が浮き彫りに――MeriTalkのサイバーセキュリティ調査でCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR