Googleは、投稿されたばかりのTwitterへの書き込みやニュースなどを、ほぼリアルタイムに検索結果に反映する「リアルタイム検索」機能をこのほど日本語に対応させた。
検索結果ページ左上の「検索ツール」を開き、期間指定で「最新」を選べば、キーワードに関連する最新のニュース記事や、Twitter、Google Buzzへの書き込みなどを、新しい順に次々にスクロール表示する。「○秒前」「○分前」と、投稿された時間も表示する。
特に話題のキーワードの場合は、通常の検索結果ページにも表示。例えば2月16日午後7時に「五輪」で検索すると、検索結果1ページめの中ほどに「五輪の最新の検索結果」という専用コーナーが現れ、五輪関連のニュース記事やTwitterの書き込みなどが新しい順にスクロール表示される。
米国で昨年12月に導入した機能を日本語に対応させた。TwitterとGoogle Buzzからはリアルタイムにフィードを受け取って更新。Twitterの被フォロワー数の多い人など、情報の信頼性が高いと思われるユーザーの投稿を優先的に表示するアルゴリズムを構築した。今後、FacebookやMySpaceとも連携していくほか、日本のマイクロブログとの提携も検討する。
Googleの徳生健太郎 製品開発本部長は「次々に更新されるWeb上のデータから、キーワードに関連性の高いものだけをリアルタイムに抽出するのが技術的に難しかった」と話し、今後も継続的に精度を高めていく考えだ。
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