米Appleは、ブラウザの更新版「Safari 4.0.5」をリリースした。Mac OS XとWindowsの両方に影響する多数の深刻な脆弱性に対処している。
Appleのセキュリティ情報に記載された脆弱性は16件あり、内訳はSafariそのものの脆弱性が1件のほか、ColorSync関連が1件、ImageIO関連4件、PubSub関連1件、WebKit関連が9件となっている。SafariとColorSync、ImageIOの脆弱性はWindowsのみに影響する。
これら脆弱性を突いて細工を施した画像やWebサイトをユーザーが表示すると、任意のコードが実行されたり情報が流出したりする恐れがある。
更新版はアップルメニューの「ソフトウェア・アップデート」やダウンロードサイトを通じて入手できる。OSはMac OS X 10.4/10.5/10.6とWindows 7/Vista/XPに対応している。
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