ソーラーパワーで飛ぶ飛行機「Solar Impulse」が4月7日、初めての飛行実験に成功し、高度1200メートルに到達した。
Solar Impulseはスイスの冒険家ベルトラン・ピカール氏が、「太陽光エネルギーで飛ぶ飛行機で世界一周」を目指すプロジェクトの下で開発した。
7日にパイエルヌ空軍基地で行われた実験では、Solar Impulseの試作機をテストパイロットのマーカス・シャーデル氏が操縦。高度1200メートルに達し、87分間飛行して着陸した。試作機は翼幅63メートル、重さ1.6トン。機体に取り付けたソーラーパネルで太陽光エネルギーを集める。
2012年の世界一周に向けて、今後は夜間も含めた飛行実験を行うという。
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