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農民発明家が開発したロボットが見つけられなかった件

» 2010年05月11日 19時30分 公開
[小笠原由依,ITmedia]

 先週のランキングには、iPadの価格、料金プランをソフトバンクが明らかにしたという記事がランクインした。国内発売はまだだが、最新ガジェット好きが多い弊社には既にiPadを持つ社員が複数いる。ゴールデンウィーク中に海外で購入した社員が「みんな持ってるから全然自慢できない」と嘆くほどだ。

 記者は残念ながらiPadは持っていないが、ゴールデンウィークは上海を訪れた。知人の付き添いという形で行ったため、あまり自由がきかず、3時間だけ万博も見てきた。

 9時開場の会場に付いたのは9時すぎ。最もこむだろうタイミングを逃したせいか、入場のために並ぶことなく、中に入っても人はまばら。予約券の取り合いや押し合いへし合いを見ることもなかった。

 とはいえ、中国館や日本館、日本産業館など人気パビリオンには人が集中。2〜3時間待つのは当たり前のよう。記者はもろもろの都合でほとんど何も見られなかった。行くことを予定をしている方は、折りたたみのいすを持っていくといいかもしれない。荷物を増やすのが嫌な場合には、会場で買うこともできる。

 時間がない中、記者が捜索したのは農民発明家の方が発明したお手製ロボット。二足歩行で荷物を引くロボットなど愛嬌のあるロボットをいくつか開発しており、上海万博に出品するという話が出ていた。

 どのパビリオンに出るのか、それとも開場内をうろうろしているのか。それすら分からず、開場内に大勢いるアテンダントの人に話を聞く。複数人に聞いたが、記者の英語がつたなすぎるせいか、偶然にも知らない人に当たってしまったのか誰も知らなかった。写真まで使って説明したのに……。

 実際に出品されていたのか、していたとしたらどこにいたのか。万博は半年続くため、時期をみてもう1度訪れるのもいいかもしれない。

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