米Googleは7月20日(現地時間)、画像検索サービスのユーザーインタフェース(UI)変更と、画像検索結果ページに表示する新広告機能「Image Search Ads」を発表した。段階的にUIの切り替えを行っており、向こう数日のうちに全ユーザーが新UIを利用できるようになるという。
新UIでの最も大きな変更は、検索結果ページに表示する画像数が最高で1000点になり、スクロールで閲覧できるようになったことだ。これまでは1ページに20点の画像が表示され、改ページしていく必要があった。スクロール閲覧は、米MicrosoftのBingの画像検索結果で採用されている手法だ。また、画像がタイル状に、従来より大きく表示されるようになり、画像サイズやキャプションなどのテキスト情報が排除された。タイル状の表示は、既にモバイル向け画像検索で先行している。画像にマウスを合わせると別ウィンドウで画像がポップアップし、テキスト情報はそこに表示される。
画像をクリックするとさらに拡大表示され、背景にその画像の掲載ページが表示される。
Image Search Adsは、画像検索結果にのみ表示する広告で、テキスト広告の横にサムネイル画像を追加できる。AdWordsのアカウントを持っていればフランスとアルゼンチン以外のどの国の広告主も利用できる。広告料はAdWordsと同じCPC(クリック単価)ベース。例えば「iPhone 4」の画像検索結果に周辺機器メーカーが関連アクセサリの画像付き広告を表示するといった利用方法が考えられる。
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