米Yahoo!が7月20日(現地時間)に発表した第2四半期(4〜6月期)決算は、売上高が前年同期比2%増の16億100万ドル、純利益は51%増の2億1300万ドル(1株当たり15セント)だった。1株利益はThomson Reutersがまとめたアナリスト予測(1株当たり純利益が14セント)をわずかに上回った。営業利益は132%増の1億7500万ドル、粗利益率は4.8%から11%に上昇した。
自社運営サイトにおける広告収入は前年同期比3%増の8億8105万ドル。検索広告が8%減少した一方、ディスプレイ広告が好調で前年同期比19%増だった。アフィリエイトサイトの広告収入は7%増の5億5742万ドルとなった。課金サービスは17%減の1億6291万ドル。売上高を地域別にみると、米国では5%減、米国外の売り上げは21%増だった。
トラフィック獲得コスト(TAC)を除く売上高は11億2800万ドルで、前年同期を1%下回り、アナリスト予測の11億6000万ドルにも届かなかった。
今後の見通しについては、第3四半期の売上高を15億7000万〜16億5000万ドル、営業利益を1億6000万〜2億ドルとみている。
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