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俺の嫁をマッサージ「ラブプレス++」 神奈川工大がゲームショウ出展ねとらぼ

» 2010年09月17日 16時55分 公開
[宮本真希,ITmedia]
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 幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ 2010」(9月19日まで)で、「ラブプレス++ 〜俺の嫁にマッサージ〜」という名のゲームアイデアを、神奈川工科大学の白井暁彦研究室が映像で紹介している。バランスWiiボードを上から押し、画面の中の“嫁”をマッサージするという奉仕精神あふれる内容だ。

 一般から募集したゲームアイデアを展示するブース「センス・オブ・ワンダーナイト」の1つ。バランスWiiボードを人の背中に見立て「全身全霊を込めてリズミカルにマッサージする」と、画面の中の女性キャラが反応。「いやっ、えっちぃ」「おめっ、どこ触ってるっっ」などとしゃべる。

 女性キャラは、天真らんまんな「涼香」、けだるげで無関心を装っているが実は寂しがり屋な「栞」、さっぱりした性格だが恋愛では押しに弱い「結子」の3人。マッサージ中に画面に映るのは、キャラのシルエットのみで、「想像力と声優によるボイスでインタラクティブな『俺の嫁』と文字通りのスキンシップを楽しむ」らしい。


画像 涼香
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画像 結子

 白井研究室はサイトで、従来の恋愛ゲームについて、「一方的に異性に対してフラグを立てるのみの作業であるものが多い」ため、実際の恋愛とかけ離れており、「恋愛下手が増えてしまう」と指摘。ラブプレスはこの問題に「身体的シリアスゲームのアプローチ」で取り組み、「恋人同士の身体的コミュニケーションを次世代的に具現化」するとしている。

 「体を動かし、汗をかき『奉仕』することが、次世代型の恋愛シリアスゲームの形。ラブプレスを遊んだ後は、従来の恋愛ゲームは『口だけの優しさ』に感じることだろう」

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