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ソニー、携帯向け「Exmor R」商品化 1641万画素・裏面照射CMOS

» 2010年10月08日 07時00分 公開
[ITmedia]

 ソニーは10月7日、裏面照射型CMOSイメージセンサー「Exmor R」を携帯電話向けに初めて商品化し、世界初となる1/2.8インチ有効1641万画素モデルを来年1月から出荷すると発表した。

photo レンズモジュール(上)と、携帯向け裏面照射CMOS「Exmor R」

 画素ピッチは1.12μメートルと業界最小ながら高感度な同センサーにより、フラッシュの装備が難しい携帯端末でも薄暗いシーンでの撮影が容易になるとしている。

 サンプル価格は2500円。1/3.2インチで有効813万画素のモデルも来年4月から出荷する。サンプル価格は1500円。

 両センサーを搭載した小型オートフォーカスレンズモジュール2モデルも商品化。同規模画素数のセンサーを搭載したレンズモジュールとしては業界最小・最薄クラスで、小型・薄型化が進む端末に最適だとしている。今後は、ディスプレイの大型化でレンズモジュールの組み込みスペースが限られるスマートフォンなどに適したモジュールの商品化を目指すとしている。

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