チリで落盤事故にあった作業員33人の救出に関連し、バンダイナムコゲームスが人気ゲーム「ミスタードリラー」のキャラクターをあしらった「記念壁紙」画像を公開したところ、「不謹慎ではないか」などと批判があり、同社は壁紙を削除した。
壁紙は同社のTwitterアカウント「@nbgi_webmaster」」が10月14日に公開。「元祖『ミスタードリラー』が、救出用トンネルを掘りぬいた「ドリラー」の功績をたたえるとともに、33人の生還を祝したものです」として、twitpicにアップロードした。
壁紙は、ドリルで掘り進んで地下のゴールを目指すゲーム「ミスタードリラー」のキャラと、「お帰りなさい」を意味するスペイン語をあしらったものだった。これに対し「ブラックジョークか」「便乗だ」といった批判がツイートやネット掲示板などで相次いでいた。
@nbgi_webmasterは15日昼ごろ、「配慮が足りない点がありましたので、公開を中止させていただきました」と謝罪し、壁紙画像を削除した。ただ、一連の経緯に対しネットでは「互いに過剰反応ではないか」といった声も多い。
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