米Googleは10月19日、WebブラウザGoogle Chrome 7の安定版をリリースした。同社はChromeの新しい安定版をおよそ6週間ごとに提供すると宣言しており、ほぼそのスケジュールに沿ったリリースとなる。
「Google Chrome 7.0.517.41」は、セキュリティ問題への対処や不具合の解消が主眼となり、10件の脆弱性が解決された。危険度が最も高い「Critical」レベルの脆弱性はこのうち1件で、フォームのオートフィル(自動入力)機能にブラウザのクラッシュを引き起こす脆弱性があった。
これに次いで危険度の高い「High」レベルの脆弱性は5件あり、フォームのクラッシュ問題、URLスプーフィング問題、アニメGIFに関連したメモリ破損問題などに対処している。なお、10件のうち2件はLinuxのみに影響する脆弱性となる。
Google Chrome 7はWindows、Mac、Linuxに対応。GoogleのWebサイトからダウンロードできるほか、ユーザーには自動アップデートの通知が届く仕組みになっている。
企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR