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Microsoft、HotmailやSkyDriveでSSL暗号化を採用

» 2010年11月10日 13時26分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは11月9日(現地時間)、無料メールサービス「Windows Live Hotmail」で、HTTPS接続をオプションで選択できるようにしたと発表した。ログインのセッションは既にHTTPSで行われていたが、メールデータの送受信にも適用し、セキュリティを強化する。

 また、同日から「Windows Live」サービスのSkyDrive、Photo、Docs、Devicesを自動的にSSLで暗号化することも発表した。

 Hotmailの受信箱、予定表、連絡先でHTTPSを有効にするには、専用ページにアクセスし、「HTTPSを自動的に使用する」を選択する。

 https

 なお、HTTPSを有効にすると、「Outlook Hotmail Connector」「Windows Liveメール」、Windows MobileおよびNokia用のWindows LiveアプリからHotmailにアクセスできなくなる。

 米GoogleのGmailでは、2008年からHTTPS接続をオプションで選択できるようになっており、同社は2009年末に大規模なサイバー攻撃を受けた後、HTTPS接続をデフォルトとした。

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