米Microsoftは4月12日(現地時間)、開催中の開発者向け年次カンファレンス「MIX11」において、次期Webブラウザ「Internet Explorer(IE)10」を披露した。開発者向けのプレビュー版はIE10のデモ体験サイト「IE Test Drive」からダウンロードできる(対応するOSはWindows 7のみ)。
3月15日に公開されたIE9(日本では4月26日に公開予定)も、昨年のMIXで初公開されている。
IE10はIE9の路線を踏襲し、HTML5およびCSS3のサポートをさらに強化する。GradientsやFlexible Box Layoutを含む多数のCSS3プロパティがサポートされた。また、IE9同様にハードウェアアクセラレーションを採用しており、より高速になるという。
MIXでは、HTML5ビデオやCSS3のMulti-columnを使ったページの表示を米GoogleのChromeやMozillaのFirefoxと比較するデモが行われた。
正式版リリースの予定は発表されていないが、Microsoftは今後、12週間ごと(IE9は8週間ごとだった)にIE10をアップデートしていく計画だ。
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