米Google傘下のYouTubeは5月9日(現地時間)、米国で映画のレンタルサービスを開始すると発表した。「インセプション」など大手映画会社の人気映画をyoutube.com/moviesで視聴できる。まずは約3000本の映画でスタートした。
YouTubeは2010年1月に映画レンタルサービスを提供しているが、大手のメジャーな作品が追加されるのは初めてとなる。
公式ブログには提携先の映画会社名は明記されていないが、Warner Brothers、Universal、Sony Picturesの作品が視聴できるようだ。レンタル料金は“業界の標準的な価格”となっており、支払い方法などの詳細は明らかにしていない。
また、「YouTube Movie Extras」ページでは、映画本編だけでなく、出演者のインタビューや撮影裏話、レビュー記事などを閲覧できる。
YouTubeによると、YouTubeは現在3億5000万以上の端末で閲覧でき、1日20億回の動画が再生されているという。だが、ユーザーが1日当たりにYouTubeに費やす時間は平均で15分で、テレビの5時間にはまだ及ばない。同社は「オンラインとオフラインの境界が曖昧になってきた今、この状況は変わると考える」としている。
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