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日立、仮想ストレージを機能強化――NetAppのNASやVMwareと連携移行サーバが不要に

» 2011年05月31日 17時12分 公開
[石森将文,ITmedia]

 日立製作所(以下、日立)は5月31日、コンテンツデータの集約やストレージ統合を図るファイルストレージ装置「Hitachi Virtual File Platform(以下、VFP)」の機能強化を発表した。

 具体的には、VFPに複数の機種の異なるストレージ(ネットアップのNASおよび、通常のファイルサーバとしてオフィスに散在しているストレージ)を接続し、ダイナミックにデータを統合できる「Universal File Manager for NAS」機能を追加する。これによりユーザーは、移行用のサーバを用意してデータ統合を図る必要がなくなる。

 また今回、VFP上での仮想マシンの作成や、バックアップ/リストア作業などを、ストレージの管理画面ではなくVMwareの管理画面から一元的に実施できるようになった。

 Universal File Manager for NASの価格は147万円(税込)から。6月1日より提供を開始する。

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